AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

親切なクムジャさん

2005年11月26日 | しねしねシネマ

どうしても見たい映画が2作品あったので、メンズデー(男性1000円)だったこともあり、その日に立て続けに2本の映画を見てまいりました。
まずは韓国映画『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』
ストーリー展開はまぁ『キル・ビル』ほぼ一緒。前作に引き続き今回も壮絶な復讐劇が展開されていた。
鑑賞者は私を含め4、5人程。40~50過ぎくらいの中高年者が多かったな。
ひょっとしてあれか?今流行ってるNHK韓流ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』でヨン姫のファンになり見に来たってパターンかな?
だとしたらあんさんらにはちょっと刺激が強すぎたんちゃいますやろか?

台所での○×シーン、女刑務所の風呂場でのデブ女がまっ裸で女受刑者に○×させて喘ぐシーン(←これは強烈やった~)、血みどろグチャグチャ○×シーンと、ここまでブルータルでエログロな映像作品はある程度の免疫がないと疲労感募ること間違いなしだろう。
そんな私も流血シーンはめっちゃ苦手。無慈悲な児童軟禁映像シーンはタイムリー過ぎて見ててちょっとひいたもんなぁ~
しかし壮絶な復讐劇の中にも、親子愛なんかもシッカリと描かれており、オーストラリアに養子に出され英語しか話せない娘と、韓国語しか話せないクムジャさんのやり取りは実に悲哀に満ち満ちたシーンであった。英語教師をやっている復讐の対象である男に銃を突きつけ通訳させているシーンはかなりエキセントリックな演出だったな。

とにかく美しいオープニングタイトルから切ないエンディングにかけて、ユーモラスでアンティークで実にスタイリッシュな映像作品だった。
この作品の前にはそこら辺のハリウッド映画なんぞゴミ同然!チャヌ様すごい!マンセー!
あと誘拐犯役に『オールドボーイ』主演のミン様、チョイ共犯役に『殺人の追憶』、『JSA』のガン様などの思わぬ出演に思わず顔がニヤついてしまった。

あと、犯人男のケータイにガッちゃんのストラップを発見したのは嬉しい瞬間だった。


2本目『乱歩地獄』の感想文は次回にて。

オススメ度:★★★★
コメント
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