酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

都会のオアシス

2005年08月13日 | オヤジのつぶやき
昨夜のはげしい雷雨のため 今日の畑は断念した

畑作業の代わりになるもの そうだ 小石川植物園だ

緑 土 草花 昆虫たちに会ってこよう  汗もかけることだろう

自転車で 1時間弱 植物園に到着した



入園券は 植物園の前のタバコ屋で扱っている 

昭和20年代 小学生のときと全く変わっていない 不思議な風景だ





入園料は330円 東京大学 つまり国立の施設のためか 割引はなかった

住み込みのような 夫婦のような受付の二人

ニッコリ笑って 迎えてくれた

しかし 暑い! 畑に匹敵する

人もまったく見かけない

20年ぶりなので 様子がわからない  どこから回ろうか





案内板を見て 思い出した

三船敏郎 加山雄三だ





赤ひげ先生 小石川療養所の「井戸」の跡地

さすがに 丁寧な保存で江戸時代を彷彿させてくれる

そして そのすぐ隣にあったもの





この石 なにかを思い出しませんか

そうです さつま芋です

夏になると 思い出す 忘れてならないさつま芋

戦後の食料事情の最悪のとき 我々食べたい盛りの子どもたちの 命の恩人


学者 青木昆陽が 将来の日本の食糧を考え この地で研究に勤しんだという





さつま芋の石像(?)に 改めて感謝の手を合わせ 歩きはじめた

そして やっと見つけた黄色い花

花の名に疎い私 説明の小板をのぞくと

「北アメリカ キク科 シカクヒマワリ」とあった

広大な園内で見かけた花は これひとつ 貴重な存在だ


         さらに 歩き続ける






             急に 視界が開けた


          


                昔 子どもたちが 水遊びをした 大きな池だ

                鯉が 悠然と泳いでいる

                ここで 今夜のカープが気になった


                そして 園内散策の締めはこの建物






                          旧 東京医学校 本館だ

                 端正な庭園を前景に 美しいたたずまいを見せている

          
                 左に うっすら顔を覗かせているのは サンシャイン・ビル  池袋が近い



畑仕事の代用 都会の中のオアシス 小石川植物園の散歩はこれで無事終了した

5時間でいい汗をかいた


汗 びっしょりで 自転車を降りて「ただいま!」

そこで待っていたもの!










                ジャ~ン

昨日 帰省した息子が 宅急便で送ったという カニが届いていた

ほかに ほっけ いくら お菓子

いつもは 「白い恋人」(それも 一番ちっこいヤツ)ひとつが土産の息子

期待していなかっただけに 家内と大喜びだった

やっと 成長したか  少しは頼れるらしい息子

今夜は お酒が進みそうだ

これが ホントの オアシスになりました