酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

宿題 その2

2005年08月21日 | オヤジのつぶやき
水道の勉強の後は 昔の人々の暮らしを調べる

近くなので 4人でタクシーに乗り込んだ なんとも贅沢な話だ

じいじが 初めてタクシーに乗ったのは 忘れもしない高校生のころ

金持ちの息子に同乗させてもらった「ルノー」だった

口の中で ぶつぶつつぶやく私に 孫娘「じいじ な~に?」

「イヤ なんでもないよ」助手席でニッコリ微笑んだ


着いたさきは 例の 下町風俗資料館

ちょうど タクシーのラジオが 駒大苫小牧高校の優勝を報じていたときだった

北海道在住の ブログ友の方々は さぞ大喜びのことだろう



さきほどの見学から お馴染みになっている 井戸とタライが迎えてくれた




次に目についたのが 私にはなつかしい 洗い張りの板

亡くなった母が 毎日 のりづけをしていた





しかし これの説明には 難儀をした 

ほんとうに 分かってくれただろうか

つぎは 駄菓子屋さん  子どもはいつの時代も 駄菓子屋が大好き

しばらく ながめていた

菓子の名前をメモしたりしている





つぎに登場したのが 私にとっては つい最近の記憶の 風鈴屋さん

下からの 扇風機の風で いい音色を奏でていた

                                                   


火鉢の前で くつろぐ若旦那

「まぁ いっぱいやんねぇ」

「どうこ」の 徳利を差し出す感じ さすが我が孫だ




そして 若旦那の好きな 屋内の便所も健在だ

用をたしたあと この手洗いのツマミを ちょんちょんと 押し上げたものだ

水が ちょこっと出てきた





外人さんも ボランティアの方の説明に 興味深々

彼の蔭になっている 14インチの白黒テレビが まことによい

街頭テレビの 力道山VSシャープ兄弟の激闘(?)を 思い出させてくれた





時間ですよ!

番台風景もなつかしい

当時の子どもに 人気NO1だったのが 下駄箱の16番

川上選手だった





しゃれたモボ モガ(モダン ボーイ ガール)がジャズでも聞きそうなカフェ

現代のモボが 手作りのゲームに興じていた





早速 我が家のモボ君 最愛のモガの助けで ゲームにアタック!

じいじの欲目だろうが まあまあの成績 よかった よかった





私が ここに来るたびに いつまでも眺めいるのが このコーナーだ

エノケンだ

故坂本九ちゃんに 多大な影響を与えた 昭和の喜劇王

その伝統は いまも 脈々と浮け繋がれている

左は オペラの田谷力三




そして 意外なのが この写真

かって 上野に 大仏があったという

明暦 万治年間に建立された 

関東大震災で 被害を受け いまでは顔のみが パコダの丘にのこっているという

これは 知らなかった





そして 最後の写真は 2枚のポスターだ

ビールのPRポスター





右の女性のポスター  銘柄が お分かりだろうか

「さくらビール」とありました


これで 孫娘の夏休み宿題の応援は 無事終了

じいじが勉強になりました


さて ポスターで思い出してしまいました

いつものように ビールでカンパイです 宿題の手伝いが終わった


なお カブトについては 慎重な話し合いの結果

しばらく じいじの家で 保管することになりました

孫たちに 本心「見透かされたか」の心です