酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

こち亀はつらいよ

2005年08月08日 | コミュニケーション


明日 知人を訪問するので 浅草へ土産を買いに行った

帰りに寄った 浅草寺の一角に ひっそりと立つ真新しい石碑

両津勘吉の記念碑だ

ご存知 秋元治氏描く超ベストセラー漫画 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

略して「こち亀」だ

主人公は 両さんこと 警視庁巡査長の両津勘吉 ハチャメチャ警察官


この石碑は 一昨日8月6日に”建立”された

両さんの実家は 浅草で佃煮屋を 営んでいることになっている

そのため 少年時代のエピソードの大半は ここ浅草が多い


石碑にイラストと文字が 刻まれていた

”少年時代の友情が描かれた第57巻「浅草物語」

 人を思いやる気持ちの大切さ 子どもが夢 あそび心を忘れず 健全に育成

 してくれるよう”建立した

両津勘吉 誕生日 3月3日 出身地 台東区浅草千束

身長 162センチ 体重 71キロ 特技 自転車乗り 

職業 警察官(巡査長)

なかなか立派な記念碑だ 若者がカメラ 携帯で撮影していた

 両さんを見たら もうひとりの人気者にも 敬意を賞(表)したい




自転車を浅草公会堂へ 走らせた

ここには259人に及ぶ 芸能界有名人の手形が 路上に「展示」されている

最新のものは マツケン 毒蝮三太夫がある

今日のお目当ては 「寅さん」渥美清だ

ときあたかも NHK・BSで全48作が放映中だ

渥美寅さんは ここでも大人気 手形の撮影も順番待ちだった


友人への土産買いが いいハプニングを生んでくれた

この二人は もちろん 架空の人物だが 日本中の人気者だ

人気の秘密は 二人の主人公が時折見せる 人を思いやる やさしい心

親戚にいては 迷惑でも どこか憎めないキャラクターの持ち主だ


人間関係 社会構造の複雑さに 飲み込まれ 自分を失いがちな現代人

この主人公たちは 他人に多少の迷惑をかけながらも 自分らしく生きている

自分を偽らない 素直な生き方とでもいうのだろうか


少し 雨がふってきた 両さんのような猛スピードの走りは出来ないが

自転車のペダルをこぐ足に 力の入る今日の”浅草物語”でした

ジャンジャン