「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

保坂さんの講演会・大鹿①

2010年05月27日 | 非戦・平和・社会
 昨日の保坂のぶとさんの講演会が無事終わった。ありがたいことに、Ustreamで中継していただいた動画がそのまま保存されているので、「昨日行きたかったけど、行けなかった」「時間を間違えた」などと連絡をいただいた方に、URLをお教えして見ていただくこともできた(こちらで見られます)。
 大鹿村では、せっかくここまで来ていただけるなら、ぜひリニア新幹線の調査ボーリングが行われた釜沢を見ていただきたいとお願いして、視察していただいた。ちょうどそのころ村内では、南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会の総会と南アルプスシンポジウムが開かれていて、地質に詳しい人に説明していただくことはできなかったけれども、とにかくあちこち山ががらがらと崩れている現場を実際に見ていただきたかった。
 その後、村内で行われた懇談会は、時間は1時間強と短かったけれども、沖縄の基地問題と公共事業についてお話ししていただいた後、原発やリニア、食料自給率・農業の問題など、飯田会場とは少し違った質問が出た。
 原発についても、社民党は原発は徐々に減らして自然エネルギーに転換していくという考え方だけれども、連立政権では例の温暖化対策基本法だかでこれまでの自民党政権時代以上に原発推進を打ち出してしまった。先月発表された経産省の基本エネルギー政策の見直し案では、何と2020年までに9基、2030年までに14基の新設、設備稼働率も現在の60%を85%、90%に高めるなどという、ほとんど非現実的とも思われるめちゃくちゃな数字が上がっていて、自分自身、非常に危惧を抱いていたところだった。保坂さんは、原子力の問題について、連立政権の中で非常に悪くなったところという言い方をされていた。
 取りあえず、全体をざっと文字起こしただけのものをこちらにアップしておいた。


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