「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

全員協議会など

2012年04月06日 | 議員活動
 3日ほど前の春の嵐の後、季節が逆戻りしたような寒さが続いている。「春の嵐の明けた」4日は小中学校の入学式だったけど、広い体育館は卒業式のころと変わらぬ寒さで、上着の下にセーターを着込んでいく。新入生は小学校が4人、中学校が11人。小中とも校長先生が代わったのをはじめ、特に小学校はだいぶ異動があった。昨日も午後から冷たい雨がしとしと降ってたかと思うと、雪に変わったり、雨になったり、夕方にはまた雪になって、今朝も一面うっすらと雪化粧。例年なら大西の桜の開花時期が気になるころだけど、今年は飯田の美博のエドヒガンもまだ咲いていないようで、過去10年で最も遅い開花が確定とのこと。高遠の開花予想が11日だそうだが、大鹿も来週末ぐらいには咲き始めるだろうか?(ちなみに、今年のさくら祭りは21日)

 今日は全員協議会が行われ、3月21日に策定委員会の答申がなされた大鹿村第四次総合振興計画が示された。あらかじめ送っていただいてあったので、ついつい表記揺れなどが気になって校正してしまった。
 総合振興計画の基本構想、前期基本計画の重点施策、22の主要施策は、2月の自治懇談会で示されたものと同じで、それぞれの主要施策の具体的な中身が書き込まれている。目新しいところとしては、24年度予算の話でも触れた若者定住対策事業、大鹿サポーター制度の創設や山村留学への取り組み、エコミュージアム事業、人材バンク登録事業、図書室充実事業、自然エネルギーの活用として太陽光のほか、小水力発電整備事業、歌舞伎伝承館の整備、生ごみの分別収集、再生可能エネルギー施設研究事業(残材等の木質バイオマス)、大鹿ならではの農産物づくりとして、地産地消・こだわり直販の仕組みづくり、農産加工品施設の整備、援農サポーター事業、魅力的な雇用の場づくりとして、情報発信とネットワークづくりを担う事業体の創出、新しい地場産業おこしといったことなどが挙げられている。また、つい最近、南海トラフ地震の震度想定の見直しがあったけれども、地域防災計画等の見直しや、中央新幹線(リニア)への対応として、環境影響評価を十分に行うことを要望する、情報発信を随時行うといったことも挙げられている。
 よくPDCAといわれるが、計画をいかに実行し、成果を普段に検証し、それを次にまた生かしていくかというサイクルが重要。その辺のところが、答申書に要望として付記されていた。

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