「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

授業参観

2006年02月01日 | 子ども・教育
 次男の中学校最後の授業参観があった。内容は社会科で、「地球社会とわたしたち」と題した7人全員のプレゼンテーション。日本の食糧危機、イラクの子どもたち、難民条約、難民の生活、青年海外協力隊、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、日本のODAについてと、一人一人が自分たちで調べた内容の発表で、皆とても立派なテーマで、子どもたちの成長を感じさせるものだった。
 その中で一つびっくりしたのは、日本の食料問題を調べた子の発表の中に、対策として水田の半分にイモを植えることを考えているなんて話が出てきたこと。子どもの発表なので、資料の出典もなくて、確認しようもないのだけど、「え~、うそでしょう?」と思って、発表者には気の毒な質問をしてしまった。
 日本の食料自給率が低いのは、一つは米の消費が減ったことと、もう一つは家畜の飼料がほとんど輸入されていることが大きいはず。日本型食生活の良さが健康面から見直されているし、学校の米飯給食も増えている。水田にイモを植えるなんて考える前に、幾らでも方策はあるはず。

 といっても、イモを悪くいうつもりではありません。念のため。サツマイモでアフリカの飢餓を救おうという話もあるようです。サツマイモは反当たり生産量が穀物などよりすごく多くて、しかも品種によって、栄養価がすごく高いそうです。(でも、水田に植えるというのだから、この話の場合はサツマイモじゃなくて、タロイモ系かな?)

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