「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

雑穀料理の試食・調理体験会

2012年02月04日 | 地域おこし
 今日は楽姓クラブの人たち主催の雑穀料理の試食・調理体験会に参加してきた。楽姓クラブは10年ほど前に発足した上蔵地区の女性有志のグループで、地域の遊休農地を活用して花を植えたり、雑穀を作ったり、小学生の農業体験学習を受け入れたり、秋には「雑穀まつり」を行ったり等々、いろいろな活動を行っていて、一昨年には農水省の「豊かなむらづくり全国表彰事業」で、関東農政局長賞を受賞したりもしている。
 今回は食と地域の交流促進の補助事業の一環で、「大鹿村の雑穀で作った料理を食べながら伝統的な食べ方や現代的な食べ方を一緒に調理し学びましょう」という参加者募集のチラシを見て、うちでも以前はこきびを作ったりしていたこともあるけど、ご飯に炊き込んだり、きびもちにするくらいしか食べ方を知らなかったので、ぜひいろいろな食べ方を知りたいなと思って参加した。


 手前はたかきびのおはぎ。あんことごまのおはぎに、くるみだれがかけてある。左は炊いたこきびを入れたサラダ、汁物はこきび入り豆乳シチュー、右のお皿半分写っているのがフライビーンズ。


 こちらは炊いたこきびを使った肉巻きフライ。
 写真を撮ってないけど、さらにらゆで小豆のデザートもあった。

 伝統的な食べ方というよりは、楽姓クラブの皆さんが考案された現代的な食べ方が主だったけど、どれもとてもおいしくいただいた。雑穀料理というと、最近では「つぶつぶクッキング」が思い浮かぶけど、本当にいろんな食べ方の工夫の余地のある食べ物だと思う。ふりだし塾の人たちは、たかきびを使ってジャージャー麺風にしたのを、フリマのときによく売っている。それもひき肉みたいな食感で、かつヘルシーで、とてもおいしい。
 食後には雑穀についての講演もあり、雑穀の雑には多様性という意味もあると言われて、そのとおりだなと思った。
 参加者はIターンの人が多く、地域の人たちと一緒に料理しながら、いろいろ教わったり交流ができて、おなかも心も満たされる、とても良い集まりだった。



 本職のシェフの方も参加してくださって、ちょっとしたこつなどをいろいろ教えてくださる。



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