「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

鶏と卵

2009年11月21日 | テープ起こし
 最近、仕事中にパソコンが突然落ちてしまうということが何回か続いた。今年の春に買い換えたばかりのパソコンなので、スペック的にそれほど問題があるとも思えないのだけれども、特にこれといった原因も分からない。何百メガバイトのビデオや音声ファイルを再生しながら、パワーポイントやPDFの資料も開きながら、テキストエディタやWordで入力や見直し作業をしつつ、かつ不明語句はネットで検索する。さらにセキュリティソフトやメールなどの常駐ソフトが、自動的に受信したり、アップデートを始めたりする。確かに過酷な使用方法ではあると思う。しかも、フリーズしてしまった後、タスクマネージャーも起動できずに、そのまま強制的に電源を切るしかない状況になってしまうので、最後に自動保存されたところから後の作業は消えてしまう。見直し作業だと、どこからの作業が消えてしまったのかも、すぐには分からないので、それを探すことも含めて、かなりのタイムロスになってしまう。
 今までノートパソコンにモニタをつないで、1台でマルチディスプレイにしていたけれど、むしろ2台とも使って作業を分散させれば、1台あたりの負荷は減るはずだと思い付いて、今日は調子が悪くて使っていなかったデスクトップパソコンを久しぶりに動かして、音声ファイルとPDF資料はそちらで開いて、ノートの方でエディタとブラウザを使うようにしてみた。音声の再生はフットコントローラーだから、資料のページ送りの際だけ、デスクトップのキーボードかマウスを操作しなければいけないけれど、あとは1台のときとほぼ同様に作業できる。今日のところは何とか順調に作業できた。
 それにしても、テープ起こしの仕事を始めたときは、まだカセットテープが主流で、資料も紙だったから、パソコンはワープロソフトが使えて、ネット検索ができればよかった。今は音も資料もすべてデジタルデータになって、それも年々重たいデータが増えてくる。時に資料と音声を合わせると1ギガぐらいになってしまって、小さな村のCATV回線では、ダウンロードにもだいぶ時間がかかるようになった。パソコンのスペックが上がるのと、それに見合った高スペックを要する作業が登場するのと、鶏と卵というか何というか。作業だけでなくて、セキュリティソフトでも何でも性能が上がれば上がるほど、高スペックを要するようになって、古いパソコンは動きが悪くなったり、フリーズしたりするようになって、買い替えを検討しなくてはならなくなる。買い換えると、周辺機器や古いソフトが使えなくなっていたりすることもあって、さらなる出費を強いられることもある。本当にかなわないなと思ってしまう。
 

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2 コメント

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わたしの印象 (trx_45)
2009-11-22 20:00:34
ノートパソコンはそもそもどんなにスペックが高くてもフリーズしますね。
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なるほど (Aki)
2009-11-22 23:27:11
スペックの問題ではないのですね。
今まで机の上にそのまま置いていたので、熱を疑っています。
取りあえず、2箇所に文庫本を置いて、浮かせてみました。
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