市町村合併に揺れていた2年前の村議選に立候補して、最多得票で当選した当時30代だった議員さんが、さすが若さ! 今年になってブログで議員活動報告を始めてくれた。議員の仕事のほかに家業の旅館の忙しいシーズン、なかなか更新がままならないようだけど、村の広報紙の議会だよりより、ずっと身近な感じで、村の中で動いていることが分かってうれしい。
今年の春ごろ、北海道の美瑛町を中心に「日本で最も美しい村」連合を設立しようという動きがあって、それに大鹿村も参加しないかという話があるという情報をブログで読んでいた。その後どうなったかと思っていたら、先日の村政懇談会で、参加する方向で手を挙げているとのことだった。
その参加要件の一つが、景観条例を持っていること。村では今までなかったので、今、制定に向けて動いているそうで、条例の草案というか、たたき台段階のものが紹介されていた。
「……美しい大鹿村の風景は(中略)村を訪れる多くの人々の心を癒やし、さらに産業的、環境的、学術的にも極めて高い価値を持っています」
「美しい大鹿村の風景を人類全体の共有財産であると認識し、これを守り、持続し、後世へ伝え残す義務も果たさなくてはならないと考えます」
今、地方の過疎の村は経済優先の世の中で切り捨てられようとしている観もあるけれど、そこには、美しい自然景観、独自の伝統文化、人々の温かく素朴な心など、忙しい現代社会が見失ってしまっている価値がたくさんある。スキー場もゴルフ場もけばけばしい観光施設も何もない、静かな村だからこその価値が本当にたくさんあると思っている。
願わくは、景観条例制定、そして「日本で最も美しい村」という動きの中で、まずは村の人たち自身がその価値に気づいてほしいし、過疎地にお金を落とすことが税金の無駄遣いだと思っている都会の人たちにも気づいてほしい。
今年の春ごろ、北海道の美瑛町を中心に「日本で最も美しい村」連合を設立しようという動きがあって、それに大鹿村も参加しないかという話があるという情報をブログで読んでいた。その後どうなったかと思っていたら、先日の村政懇談会で、参加する方向で手を挙げているとのことだった。
その参加要件の一つが、景観条例を持っていること。村では今までなかったので、今、制定に向けて動いているそうで、条例の草案というか、たたき台段階のものが紹介されていた。
「……美しい大鹿村の風景は(中略)村を訪れる多くの人々の心を癒やし、さらに産業的、環境的、学術的にも極めて高い価値を持っています」
「美しい大鹿村の風景を人類全体の共有財産であると認識し、これを守り、持続し、後世へ伝え残す義務も果たさなくてはならないと考えます」
今、地方の過疎の村は経済優先の世の中で切り捨てられようとしている観もあるけれど、そこには、美しい自然景観、独自の伝統文化、人々の温かく素朴な心など、忙しい現代社会が見失ってしまっている価値がたくさんある。スキー場もゴルフ場もけばけばしい観光施設も何もない、静かな村だからこその価値が本当にたくさんあると思っている。
願わくは、景観条例制定、そして「日本で最も美しい村」という動きの中で、まずは村の人たち自身がその価値に気づいてほしいし、過疎地にお金を落とすことが税金の無駄遣いだと思っている都会の人たちにも気づいてほしい。
まだ紅葉の時期には早いなと思ったんですけれど・・・・
その直後に 朝日新聞の記事
ちょこっと気になってブログに書きました。
そこに住んでみえる方の気持ちは
どんななんでしょう。
私は 美しい村連合参加 嬉しかったです。
実は、昨日、観光協会の人たちがブログを作るというので、お手伝いに行っていたのですが、そこで皆さんにチェルシーさんのブログもぜひ紹介したいなと思っていたところでした。
(でも、昨日はまず開設するという段階で、とてもそこまで行き着けなかったのですが)
合併については、村内を二分する事態になって、なかなか大変でした。ただ丸投げみたいな形で「合併していただく」のでは、お荷物になってしまうだけで、お互いのためにならないと思っていました。
>私は 美しい村連合参加 嬉しかったです。
チェルシーさんからそう言っていただけると、すごく嬉しいです。ありがとう。
「美しい村連合参加」,
奇異な感じがして、驚いています。
大鹿村は、もっと素朴で、観光化と、他所から空気に、毒されないようにと祈っています。
大鹿村は何しろ交通も不便なところですし、「美しい村連合」に参加したからといって、いきなり観光客が激増して、毒されるようなことはないだろうと思っています(観光関係のキャパシティもそんなに大きくありませんし)。
今の状況で村として生き残っていくためには、やはり観光に力を入れざるをえないだろうと思います。