「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

プラム

2008年08月02日 | 田舎暮らし
 今年は久しぶりに家の前にあるプラムの実がたくさんなった。びっしりとついている青い実が赤く色づくのを心待ちにしていたのは、私だけではない。猿たちもすぐ近くまで出没しては、時々様子を見にきていた。
 2週間ほど前、プラムの木のすぐ近くで騒ぐ猿たちを発見し、これでは人間の口には入らなくなってしまうかもしれないなと思って、少し色づき始めたものを採った。
 その後、かなり赤くなってきたころに、今度はまさにプラムの木にいる猿を発見したので、慌てて外に出ていったら、すぐ逃げた。猿に食べられてしまわないうちにと、少しまとめて取って、子どものところにも送る。
 一度追い払ったせいか、さすがに家のすぐ近くだし(私が仕事をしている部屋の窓から見える)、来づらくなったのか、その後はしばらく来なくなった。
 でも、何せすごくたくさんなので、家族では到底食べきれない。木の上でしっかり完熟して、本当に甘くておいしい。もったいないから、あおぞら市にでも持っていって売ろうかとも思っていたら、昨日また猿が現れる。とりあえず人間は食べたいだけ十分取ったから、あとは猿の口に入ってもいいかともちらっと思うけど、そんな調子で畑の方まで堂々と来られてもやっぱり困る。まだ残っているものは取ってしまって、今日は近くで人が集まるイベントがあるから、持っていこうか。

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3 コメント

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どちらも (majo)
2008-08-02 14:21:39
スモモが赤く熟す頃をちゃんと知っているお猿が賢いのか???
スモモに限らず、果物や野菜の食べ頃に現れる猿って・・・
いやいや、そんなことで感心している場合じゃないですね。
お互い、山里に暮らすものとしては、
諦めたときが負けでしょうか。
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Unknown (かほ)
2008-08-02 23:21:07
プラムですね!おいしいですよね。
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Unknown (Aki)
2008-08-03 21:20:25
majoさん、本当に動物たちは食べ頃をこまめにチェックして、的確に把握していますね。
人間がまさに収穫しようとする直前にやられるのが、何とも悔しいところです。
こちらのプラムの場合は、人にも猿たちにも一度で食べきれないほどたくさんなっているので、結果的に分け合っています。
今日も私が収穫しに出たら、猿が慌てて逃げていって、家に入ったら、また現れて食べていました。
東京から来ていた義母は猿が間近で見られたといって喜んでいましたが・・・。

かほさん、果実でも野菜でもそうですが、木や畑で完熟させたものは、本当に甘くておいしいんですよ。
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