ここ何年かコロナ禍で休園していた青いケシの中村農園が、今年は久しぶりに開園とのことで、先週見に行ってきた。コロナ以前から既に、夏の高温など気候変動の影響を受けて栽培が難しくなってきていて、株数は減っていたけれども、今年は20株程度が開花している状態だった。最盛期に何千本もの青い花が広い畑一面に咲いていた光景を思うと激減しているわけだけれども、ヒマラヤンブルーと称されるあの美しい青色は健在で、何とか村の宝として存続してほしいものだなと改めて思った。
今、村では中村農園の後継者となっていただける人材育成のために、地域おこし協力隊インターンを募集している。標高1500mの畑に、青いケシばかりでなく、色とりどりの花たちが栽培されている。