「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

一般質問

2014年06月11日 | 議員活動
 6月定例会が昨日開会し、今日は午後から一般質問が行われた。今回の質問者は4名で、初めに東村議員が村内残土処理候補地について、次に北島議員が大鹿村の災害に対する危機管理体制はできているか、3番目に私で、リニア評価書を受けた今後の対応、JR東海との協定についてと、ユネスコエコパークの拠点について、最後に伊東議員が公共施設の安全対策と保全修理について。

 私の一般質問の通告内容は
1.リニア評価書を受けた今後の対応、JR東海との協定について
 JR東海が国交省に提出した評価書では、小渋川橋梁の地中化などの村の要望はほとんど反映されず、工事予定地付近の住民の不安はますます高まっている。評価書をどうとらえて、今後どのような取り組みを考えているか。大気質、騒音、振動などのモニタリングについて、評価書では最盛期に1回だけとされているなど、JR東海の実施するモニタリングや事後調査だけでは住民の不安は払拭できない。住民の生活環境を守るために協定が重要だと思うが、どのような協定内容を考えているか。

2.ユネスコエコパークの拠点について
 南アルプスがユネスコエコパークに登録されることがほぼ確実となっているが、村内ではエコパークについての取り組みがほとんどなされていない。伊那市で開催された南アルプス国立公園50周年記念イベントでも北部の話ばかりだったようで、エコパークの村内外への周知・啓発、情報発信が望まれる。また、リニア工事で懸念される生態系の調査・保全活動に村としても取り組む必要があると考えるが、そのためにもエコパークについての拠点となるところが必要ではないか。