「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

第3回議会報告会

2013年12月02日 | 議員活動
 昨日と今日の2日間、3回目となる議会報告会を大河原、鹿塩の2会場で開催した。だいぶ寒い時期となったので、夜に出てくるのは大変ではないかとの判断から両日とも日中の開催としたが、前回より参加者は少なくなってしまった。出てきてくださる方も固定化していて、もっと議会を身近に感じて出席してもらえる工夫も必要かなと思った。今回は、議会側の報告よりも意見交換をメインにしてほしいという声が寄せられていたのだけれども、その意見を寄せてくださった方も出席されなかった。
 議会の方からの報告は、北部ブロックや中部伊那の広域的な活動について、リニア関連の活動について、議長から簡単に、あと総務社教常任委員長から介護施設検討委員会の状況や監査委員からの報告等々。
 参加者から出された意見等としては、昨日はリニアについての話が多かった。このような環境破壊が許されるのか、住民の生活をどう考えているのか、工事が終わる10数年後、村は一体どうなってしまっているのか、JR東海は横柄・横暴すぎる、もっと説明・話し合いの機会を要求してほしい、非常口付近の方からは工事が始まるとどうなるのか想像もつかない、恐ろしい、考えると眠れないといった切実な声もあった。今回も議員各個人の現時点でのリニアについての賛否を問う質問もあり、一人一人答えた。多くの議員は、ここまで来たらリニアそのものを止めることはできない、いかに被害、不利益を最小限にできるかを考えるしかないといった言い方だった。
 そのほか、地域ブランド協議会についてのご意見や、歌舞伎伝承館についてのご意見等いただいた。
 今日は参加者6人と少なく、リニアについての話はさんざん出ただろうからということで、あまり出されず、他のテーマで細々した要望などをいただいた。リニアについては村の存亡の危機とも言える重大問題だけれども、何とかピンチをチャンスとして活路を見いだすことができるようにという言い方を、お二方からいただいた。若い人の参加が少なく、若い人にとって議会が遠い存在になっている、例えば託児所を設けてはどうかという意見もいただいた。