「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

12月定例会の日程

2012年12月06日 | 議員活動
 今日は議会運営委員会が開かれ、12月定例会の日程が決まった。

12月11日(火)午前10時~ 本会議開会 
             議案説明、質疑、審議、委員会付託、
             一部採決、委員会審議

12月12日(水)午前9時~ 一般質問 委員会

12月13日(木)~17日(月) 委員会

12月18日(火) 午後4時~ 本会議

 今回は報告2件、議案が7件、議員発議2件、請願1件、陳情・要望5件、一般質問は4名。私は先月の議会報告会の中で村民から出された登山道整備についてとリニアのことを質問する予定。報告会で登山については、登山バスの到着時間についても要望があったが、伊那バスに実情をお聞きすると変更は難しそう。

総選挙

2012年12月06日 | 非戦・平和・社会
 突然の総選挙、公示直前まで離党したり合流したり、新しい政党ができたりで、訳が分からなく感じている人も多いのかもしれないが、東日本大震災と原発事故後初めての総選挙、今なお16万人の人が先の見えない避難生活を送り、事故の収束もままならない状況なのだから、何としても脱原発の民意を反映してほしい。しかし、序盤戦のマスコミの世論調査(無作為抽出といっても、固定電話を持っていて自宅にいる人が対象という偏ったサンプル)によれば、原発維持の自民党が単独過半数を占める勢いだという。しかも、自民党は集団的自衛権の行使を可能にするとし、憲法9条を変えて、自衛隊を国民軍にするとまで言っている。本当に国民がそんなことを望んでいるのか疑問に思ってしまうが、昨日の中日新聞の「こんなに怖い選挙はない」と題した記事によれば、比例で自民党に入れるとした人の三割弱が、「憲法九条」の改訂には反対だと答え、実に半数近くが、将来的な「原発ゼロ」を求めているのだそうだ。どうか本番の投票日には、各政党の政策をしっかり吟味した上で1票を投じてほしいものだと切に願わずにおれない。

 2年前の参院選のときにも紹介したが、いろいろな政策についての質問に答えていくことで、自分の考えに近い政党や候補者を選ぶことができるツールが公開されている。Yahoo!の方は6つの政策テーマごとにマニフェストを読み比べて選ぶもの。
毎日ボートマッチ(えらぼーと)
Yahoo!みんなの政治「マニフェストマッチ」
 
 また、全部の選挙区は網羅されていないようだけど、各議員の脱原発度について「脱原発つうしんぼ」というのもある。脱原発を法的にきちんと位置付けていくための脱原発基本法に対する候補者の賛否も参考に。ジェンダー平等政策についての各党の回答を比較するものもある。「ジェンダー平等政策を求めます」キャンペーン

 脱原発を掲げる政党の合流・連携を呼び掛けた日本未来の党も誕生した。嘉田代表の第一声は飯舘村からスタートしたという。原発から30km圏外にありながら全村避難を強いられた「美しい村」。「二度と飯舘のような思いをさせてはいけない」、「これ以上、放射能をばらまくのは、地球倫理として許されない」、本当にそう思う。