「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

中央高速バス17時間

2010年03月10日 | 田舎暮らし
 昨日は次男の高校の卒業式で、横浜に日帰りの予定だった。新宿発19:20分のバスに乗ったものの、新宿で既にみぞれになっていて、八王子からチェーン規制、須玉から通行止めになっているとのこと。通常より30分遅れで双葉サービスエリアに到着し、10時に双葉を出たものの、韮崎の出口でまずストップ。12時ぐらいにようやく動きだしたと思ったら、20号線の穴山辺りでまたストップ。3時ぐらいにようやく動きだしたと思ったら、今度は武川の辺りでまたストップしてしまう。何とか動き始めたのは、もう朝の7時くらいで、その後ものろのろ進んでは止まりを繰り返して、一体いつたどり着くのかと思ったけれど、諏訪南の直前でようやく高速の通行規制が解除になり、そこから高速に戻って、松川に着いたのは12時20分は過ぎていた。なんと17時間。前の座席の人が「青森より遠い」と誰かに電話している声が聞こえる。みんなのどもかわくし、おなかもすくしということで、少し動き始めた朝の8時くらいにはコンビニにも立ち寄る(ただし、ご飯物やパン類はすっからかんだった)。乗客はまだ寝ることもできるけれど、運転手さんたちは本当に大変だったと思う。また同じころ、JRでは倒木により架線が切れて、照明も暖房もない車内に乗客が何時間も閉じ込められていたそうだから、それを思えばバスの方がだいぶましだったかも。すいていたから、二人分の座席を使って横になって寝ている人も結構いた。
 うちの方もさぞかし降ったのだろうと思ったら、村内も下の方は全然雪がなくて驚いた。さすがにうちの周囲は少しあったけれど、山梨の雪に比べたら、わずかなもの。ただ、帰り道、今度は雹がばらばらと降ってくる。本当に変な天気。