「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

義母と温泉旅行2

2008年04月01日 | 田舎暮らし
 朝起きて、まず窓から外を見ると、天気予報どおり雪。さすが北信。
 写真は湯田中温泉の駅を出るときに携帯で撮ったもの。長野に戻ると雪はなかったけど、今度、野尻湖のナウマン象の博物館へ向かうと、また途中から雪景色となる。
 野尻湖では、前日まで発掘調査が行われていたそうで、1日違いで全部片付けた後だったとか。博物館ではまずオオツノジカの大きさにびっくり。ナウマン象もすごく大きくて、こんな大きな動物に立ち向かっていった当時の人たちは本当にすごいなと思う。

 これはナウマン象の牙とオオツノジカの角で、「月と星」と名付けられているもの。古代の人がお祈りか何かに使ったと考えられているらしい。
 ここの売店では、「縄文あんぎん」という草の繊維を用いた編み布を販売していて、カラムシを用いたコースター大のものを1枚買って帰る。コースターを編むための編機セット(木枠)も売っていた。


 次に行ったのは小布施の北斎館。小布施は北斎が晩年に逗留した場所なのだそうで、多数の版画や肉筆画、あと二基の祭屋台などが展示されていた。北斎はあの時代に何と90歳まで生きて、晩年までずっと絵を描き続けていたそうで、素晴らしい作品に子供たちも真剣に見入っていた。
 その後あと何カ所か回って、ハプニングも含みつつ、予定より遅くなって今日の目的地、別所温泉に到着。ここでは築90年とかいう純和風の風情ある旅館に泊まる。ここの食事で印象に残ったのは、朴葉の上に信州牛やきのこを乗せて焼く料理があったのだけど、そこに一緒に乗っていたふき味噌がとても色鮮やかでおいしかったこと。ちょうど直前にうちでもふき味噌を作ったのだけど、全く似て非なるものだった。来年もし覚えていたら、私ももう一工夫してみようかと思わされる。
 お風呂はいかにも温泉という感じがする硫黄泉だった。