「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

実験

2007年05月26日 | 田舎暮らし
 1週間ほど前に、芽が出始めたばかりのジャガイモ(種イモ)を猪に掘られてしまった。大体は収穫時期にやられるケースが多いのだけれど、数年前には6月初めの新しいイモが出来始めてきたころに2年続けてやられたことがあった。今年はイモを植えたのが遅かったとはいえ、そろそろ電柵を張らないとヤバイなと思っていた矢先のことだった。
 もう種イモもないし、今から植えても幾ら何でも遅過ぎだろうと思ってあきらめていたら、近所の友達が残っていたイモを分けてくれた。もう芽がビロンと伸びて、だいぶしわしわになっているイモだったけど、ないよりいいに決まっている。早速、猪が掘り返して耕してくれたあとに植えた。例年より1か月以上遅く、しかも種イモとしての適期をかなり過ぎたイモで、さて一体どうなることやら。まさに実験みたいなもんだ。
 猪が入ったときに、イモだけでなく周囲も踏み荒らしていったので、やはり芽が出たばかりの人参などもなくなってしまった。これはまき直さないといけない。
 その他、幾つか種をまいたものがあるけど、地温が低いせいか、総じて発芽が遅い。トウモロコシが10日ほどたって、やっと芽が出始めてきた。お盆に食べられるのかな。