「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

再セットアップ

2008年05月19日 | テープ起こし
 最近パソコンを使用中に突然画面が消えていって、真っ暗になってしまうというエラーが何回かあった。やばいなと思って、エラーチェックをしてみたり、システムの復元を試みたりしていたのだけど、相変わらず同じ症状が起こるので、かくなる上は再セットアップしかないかと思って、覚悟を決めて、昨夜からあれこれバックアップを取ったり、必要な作業のチェックリストを作ったりして、今日はほとんど一日かかって再セットアップ作業をしていた。
 4年前のパソコンなので、まずXPのSP2を入れないといけないし、とにかくWindowsの再セットアップ後にいろんな更新プログラムを入れるだけでも、すごく時間がかかる。さらに要らないアプリケーションがいっぱい入っているので、全部アンインストールして、その後、仕事に必要なアプリケーションを次々入れていく。
 私がテープ起こしを始めたころは、まだカセットテープの時代だったから、パソコンはワープロとメール、あと調べ物にインターネットで検索ができる程度でよかったけど、今は録音された音声もmp3やwmaなどの音声データや、場合によっては映像データだったりするし、資料もPDFやPPTだから、同時に幾つものアプリケーションを開いて作業するために、パソコンのスペックも必要だし、仕事で必要なアプリもたくさんある。音声を再生するソフトだけだって、okoshiyasu2やDigital Voice Editorなど何種類か入れなくてはいけない。
 趣味の音楽や写真を元通りにするのは、もう面倒なので、ソフトだけインストールして、購入した音楽やごく最近撮った写真だけ戻して、今日はもうやめにする。ああ、疲れた。本当にパソコンというのは、すいすい動いているときは実に便利なものだけど、ひとたびトラブると本当に厄介な代物だと思う。
 

年内最終納品

2007年12月28日 | テープ起こし
 今年も例年どおり、子どもが冬休みに入る今日からお休みにしたいと思っていたのだけど、昨夜のうちに終えることはできなくて、結局、今日の午前中に今年最後の仕事を無事納品。と思ったら、発注書の見落としがあったことに気づいて慌てて電話して確認したり、納品は終わったけど、午後には年明けの仕事の音声が送られてきて、それがダウンロード中にファイルがおかしくなったのか何なのか、ちゃんと再生できなくて、メールのやりとりをして、ダウンロードし直したりとか、半日ばたばただった。
 それから、(今ごろ)懸案の年賀状用に写真を適当に選んで、パパパッと文面も考えて、印刷して、必要に応じて追加コメントも書き込んで、あとは投函するだけのところまで何とかこぎつける。
 さて、これで明日から大掃除にかかれる(はず)。
 

表記辞書の変更で思ったこと

2007年07月08日 | テープ起こし
 「責任をとる」の「とる」は漢字ではどう書きますか? 「効果をあげる」の「あげる」は? 
 テープ起こしの業界では、一つの講演会なりシンポジウムを複数の人で分担して起こしたりすることもあるし、表記の統一を図るため、業者によって表記の基準を定めている(もしくは、準拠する表記辞書等を定めている)。私が仕事をしているところでは今まで三省堂の「現代国語表記辞典」に準拠していたのだけれど、最近、共同通信社の「記者ハンドブック」に変更になった。それによって、例えば「責任を執る」から「責任を取る」に、「効果を上げる」から「効果を挙げる」に変更になった。
 外来語の片仮名表記の仕方や送り仮名の付け方、常用漢字でない熟語の書き方など、実は私たちが目にする日本語の表記は、個人の嗜好によるものはもちろん、大手マスコミ各社の間でも随分違いがある。(各社の表記がいかに違うかは、かんぴょうのメニューから「表記いろいろ」→「各社表記比較」を見ると、よく分かる)
 日本語で文章を作成することに仕事として携わる人は(いや、日本語で文章を書く際には、誰でもか)、多かれ少なかれ、さまざまな表記方法がある中のどれを用いるかということを意識的に選択しながら書いている(基準が決まっていたって、ここは平仮名が多くて読みにくいから漢字にしようとか、決して機械的な判断ばかりでは済まないだろう)。
 これで時々思うのは、学校で漢字を学んでいる最中の子どもたちからすると混乱するのだろうなということ。特に冒頭に挙げた例のように、単に平仮名にするか、漢字にするかではなくて、漢字そのものが違ったり、送り仮名が違うと、彼らは下手すれば、テストでバツになってしまう。
 この春行われた全国学力テストの採点現場で、正解の基準が途中で変わったりして大混乱になったという話が先般報じられていたけど、漢字一つでもそうなのだから、まして記述式問題の採点なんて、あれだけ大掛かりにやるのは、本当に難しいだろうなと思った。テストの場合、その結果でいろいろなことが判断されることになってしまう。そんな誤差も含んだ結果だとちゃんと承知していれば、それでいいのかもしれないけど、あのニュース、テストを受けた当事者の子どもたちはどう思ったのかな。

眠くなるテープ

2007年05月03日 | テープ起こし
 仕事をしながら眠気に襲われること自体はよくある。前夜の睡眠時間が少なかったり、子供の用事で朝とんでもない早起きをしたりしたときに、午後や夜に眠くなったりすることはあるのだけど、特別そういうわけでもないのに、今回納品した音声は本当に打ち込みながら眠くなって仕方がなかった。前夜あまりに眠くなってはかどらないので、早く寝てしまって、翌日の午前中続きを打っていたら、やっぱり眠くなったから、これは音のせいかな。10分程度分ぐらいも打ち込むと眠くなってくる。
 音が悪いうえに、やたら早口で、何を言っているのかさっぱり分からない箇所だらけ。しかも、正直言って興味を持てるような面白い話でもなかったので、訳の分からないお経を聞いているよりも眠くなる。特に語尾なんて、ほとんど●状態。2回目には少しは話が見えてきたので、それほど眠くならずに済んだけど、こんなテープ(音声)は初めてだ。
 (学校の授業でも、分からないと、子供たちも眠くなるわけだと、改めて思った)
 おかげで、十分ゆとりがある仕事のつもりだったのに、あまりにはかどらなくて、逆に納品が少し遅れてしまった。すみません。

無停電電源装置(UPS)

2007年04月17日 | テープ起こし
 このブログを書き始めて2年何か月かの間に2回も停電の話を書いたけど、やはり山では雷も多いし、積雪による倒木など、停電は全然珍しくない。PCで仕事をしていると、特に締め切りに追われているときに雷が鳴り出すと、こまめに上書きしながら、ひやひやしながら仕事を続けたり、あきらめて早めにパソコンを切ったりしたりしてきた。無停電電源装置なるもの存在は知っていたけど、そのとき見たのはオフィス用のかなり高額な物だった。
 しばらく前に、たまたま家庭や小規模オフィス用のUPSがそれほど高額でなく売っているのを見つけて、このぐらいの値段で買えるなら欲しいなと思っていた。繁忙期も過ぎて仕事も暇になったので、先日ネットで探して注文したところ、昨日届いて、約1日バッテリーに充電した後、今日、無事設置できた。
 さて、これで突然の停電にも慌てずに済むかな。

 ついでに、セキュリティソフトも、今までPCを買い替えたときにプリインストールされていたM社の製品を使っていたけど、夫のPCに入っているT社の製品が1つのシリアルナンバーで3台まで使えるようになったので、そちらに入れ替えた。私のPCには何の問題もなくインストールできて、さくさく動いているのだけど、夫のPCに入っている製品をバージョンアップしようとしたら、インストールできなくて、サポートページで調べた方法を試みてもだめで、サポートセンターに電話して、言われたとおりにやってもだめで、最終的にはサポートセンターからのメールに従って、やっとインストールできた(半日費やした)。
 と思ったら、スペックの劣る夫のノートPCにはすごく重たくて、T社製品の2007版は処理が重くなるなど不具合が多いという記事まで見つけて、がっくり消耗した。(最初に出たバージョンの話のようだ)。どちらにしろ夫のPCは動作が重かったようで、大して変わらないとのことなので、まあ、いいか。
 それにしても、ソフトは年ごとに高機能になって重たくなって、高スペックを要求するようになる。大体うちにはまだ98のPCがあって、十分使えるのに、マイクロソフトがサポートをやめたら、セキュリティソフトのサポートも終わってしまうみたいで、もうネット用には使えなくなってしまうのかな。10年もたたないで使えなくなるなんて、あんまりだと思う。
 

ばたばただった年度末

2007年04月02日 | テープ起こし
 例年3月は年度末で忙しいのだけど、今年はそこに直の仕事が6時間弱ほど飛び込んで、無理を言ってその分のスケジュールを数日ほど空けてもらった。さらに、そこに1泊で東京に行かなくてはいけない用事が入って、本当に休みなしで毎日夜遅くまで仕事をしていたところへ、今度は子どもが突然ひどい嘔吐・下痢症になってしまった。診療所へ連れていって点滴してもらったけど、翌日になっても収まらず、隣町の病院に入院する羽目に陥る(村の診療所には入院の設備がない)。結局その日一日点滴してもらって、翌日にはよくなって、その翌日に退院できたのだけど、その間、毎日病院との往復で、落ち着いて仕事どころじゃない。
 納期をずらせるものは少しずつずらしてもらって、何とか乗り切ったけど、本当にばたばたとした日々だった。この間に納品したものは、見落としがたくさんあって、ぼろぼろの出来なんじゃないかと、ちょっと心配。

 気がついたら、庭先の水仙の花が咲き出していた。ちなみに去年は4月21日、一昨年は4月9日に同じ水仙の花の写真を載せている。私の記憶する限り、こんなに早く咲いたことはない。

今年はパソコンで

2007年03月14日 | テープ起こし
 もう何年も毎日パソコンで仕事をしているくせに、今ごろになってようやくという感もあるが、今年は国税庁のホームページにある確定申告書作成コーナーで申告書を作成した。一つは経費の計算がめんどくさそうな農業収入がなかったせいもある。
 実は去年は夫が田植え直前にどうしても外せない仕事が飛び込んで、苗を注文してあったにもかかわらず、田植え準備ができなかったので、田んぼを作らなかった。畑も春先に植えた苗を次々に鹿にやられて、抜本的な鹿対策は私一人ではどうにもならなかったので、途中から放棄した状態になってしまった。おかげで、この村に転居してきて以来初めて、ほとんどの野菜を購入する生活だった。自分の食べる野菜も作らないなんて、本当に田舎暮らしの一番いいところを放棄してしまったようなものだとつくづく思った年だった。今年は何とかしたいとは思うが、鹿害は増える一方で、どうなることやら。

 さて、パソコンで作成した申告書をそのまま投函すればいいわけだけど、ちゃんと合っているか確認のため、納税相談にも行ってきたら、ほとんどそのままOKだった。手書きで申告書を書くより、かえって簡単だった気がする。いっそ来年はe-Taxにしようかなと思って聞いてみたら、村内ではまだe-Taxの人はいないらしい。過疎の村ではまだまだパソコンを自在に使いこなしている人はごく少数派のようだ。こういう不便なところだからこそ、すごく役立つツールなのにな……。
 

メモリ増設

2006年09月13日 | テープ起こし
 昨日の日記に、「涼しい」から「寒い」になるのは時間の問題と書いたと思った途端、今朝は各地でこの秋の最低気温だそうで、まさに「肌寒い」日になってしまった。今はまだ薄着で寒いと言っているけど、じきに暖房器具が恋しくなるんだろうな。

 オフだった昨日は午後から買い物に出掛け、家電量販店でメモリを購入してきた。この春ごろだったか、子供たちがWin98SEの古いPCにメモリを増設して、それまでスペック不足であきらめていたオンラインゲームができるようになったとか、いろいろ言っていたので、私も増設してみようかなと思いつつも、本体にたくさんつながっているコード類を全部取り外して、カバーを開けてというのも面倒な感じがして、まあ、特段不自由しているわけでもないし・・・という感じで思うだけで日が過ぎていった。
 ただ、仕事のほとんどが音声データを扱うようになってきて、パワーポイントの資料を見ながら、ワードに入力したり、時に図表を挿入したり、作業中にまた別の音声データが届いて、ダウンロードしたりなんてことが普通になってきたし、dvfをwavに変換しようとしたら、ソフトがフリーズしてしまったことも何度かあった。これはやっぱり繁忙期に入る前に増設しておこうと思って、昨夜512Mのメモリを増設した。
 そのおかげか、今日の入力作業はさくさくはかどった気がした(録音がよくて、話の内容も分かりやすいものだったせいかもしれないけど)。

プロ

2006年02月18日 | テープ起こし
例年のことだが、年度末の繁忙期。
このところ何日か暖かい日が続いて、まだ2月中旬だというのに雪もすっかり解けてしまった(今年は雪自体が少なかったせいだけど)。冬型になって朝方冷え込んだ今日だって、日中の日差しは随分暖かくなってきて、普段ゲームや漫画で家の中でばかり遊んでいる中学生の子どもたちまで、何と外に出てで遊んでいた。
そんな彼らを尻目に、ひたすらPCの前にへばりついている。

ところで、先日某インタビューを聞いていたら、最後に「これはプロがテープ起こししますので」と言っていた。ICレコーダーに録音されたMP3の音源だったのだけど、やっぱり「テープ起こし」と言うんだなと思ったのと、このインタビューのシリーズ、どうも音がいまいちよくないものが幾つかあった。「プロ」は音が悪くても起こせると思っているのかなと、思ってしまった。いくら「プロ」でも、音が悪いものに正確な起こしを期待されても困ります。

フットコントローラー

2006年02月09日 | テープ起こし
 音声ファイルの仕事が増えて、やはりフットコントローラーが欲しいと思いつつ、ゲームコントローラーを加工して作るらしいというので、時間がないのと、面倒臭そうなのと、何よりゲームコントローラーというところが情けないというか、アレルギー反応みたいなもので、先送りにしてきていた。でも、ここまで音声ファイルが増えると、いつまでもそんなことばかり言ってられない。
 音声ファイル講座のブログで加工不要・超簡単フットコントローラーという記事が少し前に出ていたのを思い出して、加工しなくていいなら、すぐ使えるかもと思って、紹介されているコントローラーを入手して、早速何回か使ってみている。確かに超簡単。
 使ってみての感想としては、ゲームコントローラーって、やっぱり踏むもんじゃないよなというのが率直なところだけど、キーボード操作するよりは、だいぶ楽かな。とりあえず、この年度末の繁忙期は何とかこれで乗り切れそう。
 それにしても、ゲームコントローラーなんか中継しないで、直接USBでつなげるフットコントローラーがあればいいのに。