おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

すっかり春

2024-02-12 12:29:54 | 福島
 穏やかで暖かい日が続く。まだ2月も半分も過ぎていないのかと思うと、地球温暖化の影響を肌で感じるようになったと言えるだろう。温暖化の問題と言ってもピンとこないなあと思っていたが、こうなって来ると、いよいよ地球は危ないんじゃないかと心配になる。環境破壊というのは徐々に進むのではなく、お風呂の水が溢れるように、さっきまで乾いていた浴室の床が溢れ出した瞬間からどんどんビショビショになってしまうのと同じなのである。



 とは言うものの、暖かいというのは気分は上がる。とりわけ東北のように寒い日が続く冬よりも、暖かい冬の方が過ごしやすいのだ。



 まだ雪の残る里山を、テオを連れて歩き回る。冷たい北風に震えながら歩くよりも、ぽかぽかと暖かな日差しの下をのんびり歩くのは幸福感に包まれる。



 テオものんびり歩く方が、より道草が食いやすいので、あちこちにマーキングしたり、周囲を観察したりとやることがたくさんあって楽しそうだ。



 2月とは思えないほど空は真っ青だ。その中を白く細い飛行機雲がどんどん伸びて行く。飛行機からはこちらがどう見えているんだろう。



 ぐるっと里山を周り、我が家に近づいてくると、それまでモコモコとしていた雲が、いつしかうろこ雲になっていた。空はますます高くなり、まるで秋空のような気配である。
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