連日の猛暑で、なんのことかわからないが熱中症警戒アラートというのが出ている。熱中症に注意しましょうということのようだが、注意していても熱中症になるときにはなるだろう。
そもそも熱中症というのは、体温が上がり、体内の水分や塩分が足りなくなり、体温調節が効かなくなり、めまいや立ちくらみや痙攣や頭痛など、さまざまな症状を起こすことだという。ひどくなると意識障害や運動障害を起こすというから、体の異変を感じる前には予防に努めるようにしなければならない。
予防に大切なのは、戸外では日陰にいる、室内ではブラインドなどで直射日光を防ぐと、とにかく暑さを避けることが大事だ。服装は、体の熱を逃しやすく、外からの熱を吸収しにくいものがベスト。喉が乾く前に水分補給を定期的に行う。運動により筋肉をつけることで暑さに強い体を作るとともに、筋肉には水分を溜め込むことができるので、筋肉が減少するとそれだけ水分が失われやすい体になってしまうのである。
というわけで、熱中症警戒アラートが出る中、熱中症に注意しながらランニングに出発する。
なるべく木陰の多いコースを選んで走る。木陰に入った途端に、熱風は涼風へと変化する。ああ、気持ちいいなあ。
なるべく水辺の近くを走るのも熱中症予防には最適だ。こんな場所ばっかり走っていると、街中のアスファルトに囲まれたコースを走るマラソン大会なんていうのは、僕には苦行にしか見えないのである。ストレス発散のために走るのに、走ることでストレスを貯めるなんてのはもってのほかなのである。
普段は30分おきに採る水分補給も、15分おきに採ることにする。喉が乾くかどうかは関係ない。途中、水道が使える公園で休憩を取り、顔を洗い、持っていたペットボトルに水を補給し、残りの道のりをのんびり走った。
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