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イランでCIA17人逮捕  文科系

2019年08月11日 11時38分49秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 日本マスコミに僕が求める海外記事が余りにも少ないので、週刊誌ニューズ・ウイーク日本語版を取り始めた。折りしも、米中衝突が、世紀の全面冷戦に拡大し始めているとき、この衝突の行方が分からなければ日本の明日がなにも見えてこないからだ。日本の貧困化・少子化や、国家予算の軍隊重視、官製バブル(弾け)なども、この動向次第というように。


 さて、最新号に、今ホットなイランの、この表題関連・映画のようなニュースが載っている。さらには、イランのこのCIA逮捕事件も中国が起こしたに等しいとして、元CIA幹部(米国家情報分析会議情報分析次官)が、こんなことを書いている。

 この7月イランが、CIA関連17人を逮捕と発表したと書き出して、こう展開する。
『トランプ米大統領とポンペオ国務長官はこれを「真っ赤な嘘」と全面否定、イラン政府の発表は「眉にたっぷり唾を付けて」聞くべきだとまで言い放った。
 どちらが本当か』


『この件ではイランは信憑性を裏付けるべく、映像や個人の名前、検証可能とおぼしきファクトを提示している。(中略)イランにおけるCIAの情報網が壊滅的な打撃を受けたのは事実とみてよさそうだ』

 さらに、この事件には中国が裏にいるとして、こんなCIA対中国防諜当局の間に起こったある事件との関連を暴露していく。
『2011年前後に中国で起きた同様の事件と関連がある。複数の報道によれば、中国の諜報当局は当時、CIAに情報を提供していた30人超の中国人を特定し、逮捕・処刑したという。CIAが情報提供者との連絡に使用していた通信システムのたった一つのセキュリティー上の弱点を、中国のサイバー諜報活動のプロ集団が見抜き、通信網に侵入したのだ』

『中国とイランの防諜当局の成功は、CIAの情報収集能力に深刻な打撃を与えた。完全な修復には何年もかかるだろう』

 イラン問題と、これに被せるように中国冷戦が急浮上して来たのも、案外以上のことが関係しているかも知れない。CIA要員が17人とか、30人とか逮捕されたら『CIAの情報収集能力に深刻な打撃を与えた。完全な修復には何年もかかるだろう』というのだから、何年ももう待てない、今突入だ、やってしまえ、万一失敗しても「トランプという愚かな大統領を選んだからこんなことになったのだ」とすればよい。そういうことかも知れない。
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喜寿ランナーの手記(258)入院、半月ぶり怖々走る  文科系

2019年08月11日 10時32分38秒 | スポーツ
 約1ヶ月ぶりにこの日記を書くのは、胃癌の疑いから胃壁を壁厚の半分、3センチ四方ほど切り取った内視鏡的胃腺腫粘膜下層剥離術という生体検査のために走れなかったから。これ自身の報告は4日のここに載せた通りで、癌細胞はどこにも見つからず、人口の胃潰瘍が残ったというもの。この報告自身は、ピロリ菌と癌の関係とか、胃癌の前期とも言える腺腫のこととか、その検査などが描いてありますので、色々参考になると思います。

 さて、おかげで7月25日を最後に全く走れなかったどころか、一週間ほどは運動さえ禁止。と言っても、病院の16階までの階段上下は2度ほどやっているのだが。そして、昨10日、本当におそるおそるジムに走りに行った。78歳などとなるとこういうこと全ての悪影響は全く計算が立たなくなる。弱点の右足首を傷めないか、心臓は大丈夫か、それ以上にそもそも走れるのか、走れても30分がやっとだとか?・・・。
 
 初め時速7キロで歩き出す。いつもより長く5分近く歩いてから、そのスピードのままで走ってみる。大丈夫走れるし、どこにも痛みなど出てこないようだ。15分過ぎからほんの少しスピードを上げて、最初の30分は3・7キロで終わった。次の30分は、3・9キロ。覚悟していた通りに心拍数が高く、最高10キロ時まで出したときは、170近くになったから、また低速に戻した。何度も何度も、スピードを上げては戻し、上げては戻しで、2回目は結局インターバル走行になったもの。

 心拍数が、9キロ時でも160を超えたのだが、これも予測通り。長い休み明けランでは、とにかく心拍数が上がりすぎるのだ。筋肉に対してよりも、心臓に対しての方がブランクの影響が大きいと、これは5日とかのブランクでも、いつも思うこと。もっともこの間、動けるようになってからは、スクワットと片脚つま先立ちを欠かさなかったから今日筋肉を傷めなかったと、これは走っていて実感した。今日も走り方次第で、右足首の外側に軽い痛みが生じることがあって、走り方を変えると痛くなくなったからそう感じた。

 結論として今日感じたのはこういうこと。まだまだ、1ヶ月ほどのラン・完全ブランクならすぐにカバーできるし、間にスクワットや片脚つま先立ちを入れていればもっと休んでも大丈夫。大丈夫というのは、ブランクと同程度の日数を中1~2日置きで、運動強度も順を追って上げていくなどで、十分元に戻せるということ。嬉しかった! 特にそういう体力が確認できたことが。

 ただ、走り終わったときに体重を量ったら、53・3キロと出た。僕の人生で最軽量になったということ。普段は60キロ近く、夏には55キロ台が普通だったのだから。今回の人口胃潰瘍造成直後は、絶食とやがて少量食とを点滴と並行という生活の後遺症だろう。


 サー、また走るぞ。ちなみに、走った次の日はギターなどいろんなことに何かやる気が出てくるもの。難しく言うと、自分の生活を能動的にしてくれる。走るということは脳を活性化させ、人生の諸活動もさらに走り続けられるようにしてくれるものなのだろう。
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