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一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

パノラマビュー、温室、オーダーキッチン、いよいよオープンハウスです!

2017年10月27日 | 新発田の住宅

新発田の平屋住宅は、工事完了
いよいよ週末にオープンハウスの開催です。



見所はたくさんあります。

平屋、深いヒサシ、パノラマビュー、オーディオルーム、造作キッチン、モイス、無垢床、などなど
ここでは解説しきれませんので、是非オープンハウスに足をお運びください

でも、やっぱりガマンできないのでちょっと紹介

まず、3方に開口部を設けたパノラマビューのLDKについて
(私のカメラでは内部から納まりきらないので外から)



グルッと開口部なのがわかりますか?
向こうの窓の外まで見えますね。まるでガラス張りの温室みたい。



実際にこの時期でも日が照ると、室内はあっという間にオーバーヒート 
暖房要らずです。
夏には当然、1.8mのヒサシで日射はしっかりカット

リビングにいても、ほぼ外にいる感覚です。



こんなに開口があっても耐震性能は最高ランクの耐震等級3をクリアしてます。
地震にめちゃ強いんです

次に、造作キッチンについて

今時のキッチンは対面型やアイランド型が主流です。
弊社でもほぼ9割の住まいがアイランドキッチン。

でもここ新発田の住宅では、な、なんと壁付。いわゆるI型キッチン。
(そんなにビックリする事ではないか・・・



でも、今時のキッチンとしては、とても珍しいですね。
なぜか?

対面型やアイランド型キッチンは、室内に向かって開く事で開放的になります。
広いリビング対して開放すると、TVや皆の様子が見れて家事も楽しくなりますね。

でも、ここ新発田の住宅では、室内に向かうより
この土地の大きなメリットである豊かな外部空間。ここに向かった方が絶対に気持ちがいい
お庭や田んぼ、畑を眺めながら・・・ おっトマトが食べ頃、サラダにプラスだな。とか・・・

壁に向くというより屋外に開く。っていう意味でこのI型キッチンをおすすめしました。



雑誌やネット、モデルハウスを見ていると、ついつい
キッチンはアイランドでなくちゃ・・・
リビング階段でなくちゃ・・・
畳スペースもほしい・・・ 
っていつの間にか、みんな同じ家になってしまう

でも我が家は個性的にしたい。
そこで、壁紙の色を変えたり、個性的な素材をつかったり、表面的なデザインに凝ってしまう。
それって本当の個性?

そもそもみんな立地も違うし、住む人も違う、
間取りがそれぞれ全く異なり、それが個性的になってもいいと思う。

新発田の住宅は、固定概念に縛られないとっても自由な間取りとなりました

ちなみに、今回のキッチンもフルオーダー。
サイズ、レイアウト、シンクの形状、素材、全てが自由。

面材は、スプルースの3層パネル。
シンク下のゴミバコスペースには、消臭と湿気対策のため壁と同じモイスで仕上。

この窓からどんな景色が見えるか、ぜひ会場ででご確認ください!

今回も工事中にでたモイスの端材で作ったバスマットを
ご来場頂いた皆様に差上げます。(ほしい方はお声掛けください)
数に限りはございますが、なるべくたくさん用意しておきます!



10/28(土)・29(日)は、予約不要
10/30(月)だけは、予めメールにてご予約ください
Eメール satoh-koumuten65@sirius.ocn.ne.jp

どうぞよろしくお願いします


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軒先、見えない雨樋、平屋のオープンハウス

2017年10月23日 | 新発田の住宅

今週末オープンハウス予定の「新発田の住宅」は、深~い軒が特徴的。



家中をグルッと深い軒で被っています。

この場合、軒先がスッキリシャープじゃないと、ちょっとカッコ悪い。
厚みを持たせて重厚な感じにする方法もあるが、平屋だとイマイチ見合わない

そこで、どうやって軒先をシャープに見せるか?

まずは、構造である屋根タルキを細く納める。
ただし、積雪時に折れたりたわんだりしないように十分な強度が必要。

以前のブログ↓でご紹介したトラスを組む工夫で、軒先を細くする点はクリア。
3方向の開放と1.8mの跳ね出しタルキ

次に、雨樋の省略。
軒先には必ず取付く雨樋

これがイマイチカッコ悪いのだ

雨の日に外に出ればどうせ雨に当るのだから、雨樋がなくてもOK的な考えもあるが
玄関の出入り口にはやっぱりほしいな・・・ って場合

ジャジャ~ン 弊社オリジナルの見えない雨樋。



右端から2/3くらいまで雨樋が付いているのですが、わかります?
写真では良く見えないでしょ?
どーなってるのかわからないでしょ?

これは見学会で確認するしかないですね

と、いうことでオープンハウスの告知です



10/28(土)・29(日)は、予約不要
10/30(月)だけは、予めメールにてご予約ください
Eメール satoh-koumuten65@sirius.ocn.ne.jp

よろしくお願いします


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モイスは2つある。ダブルで使う。

2017年09月22日 | 新発田の住宅

新発田の現場です。
モイスの施工中



一般的なクロス貼りとは異なり、マットな質感がとってもグッド
写真からも反射や影がやさしく感じられ、
天然素材であることをさりげなく主張しています



「モイスって建物の外周に張る耐力面材じゃないの?」ってよく言われます。


そうです。その通り。
でも、モイスには2つの商品があって、
その耐力面材として使う「モイスTM耐力面材」
内装の仕上げに張る「モイスNT内装材」があります。

基本的にはどちらも同じ素材で出来ていますが
それぞれサイズや表面の加工などが違い用途が異なります。

素材自体に、耐火性、ねばり強さ、調湿効果、透湿性、
天然素材、などといった優れた機能がありますので、
建物の耐力面材用と内装仕上材用の2つの商品が出来たわけです。

弊社では、その商品のどちらも使って家を作っています。
壁の外部と内部のダブルでモイスって事になります。
他メーカーの類似の商品よりもやはり少し高くなります
弊社のこだわりで使い続けています




造作の家具工事も進んできました。
上野住宅建材さんのスプルース3層パネル「3パネ」ですね。

大きな開口のキッチン窓↓
調理しながらこんな景色



工事もいよいよ終盤戦、この辺から一気に仕上がった感じになりますよ~

現場は弊社からはちょっと遠いけど、へっちゃらです
現場廻りが益々楽しみになってきました


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外壁・床板すごくイイ。だけど一番のこだわりは耐震等級3

2017年07月24日 | 新発田の住宅

新発田の住宅です。



外壁工事はほぼ完了。
新潟県産 越後杉の雨板です。

表面はあえてプレーナー(平削り)仕上げせずにラフソーンのまま。
ノコ引き跡をそのままワイルドに残しています。
(写真だとわからないかな・・・)



そこに、ほんのり木肌色のクリア保護塗料を塗って仕上げました。
品が良く、自然な仕上りです。

将来の経年変化を想像してみても・・・
この立地、この家にすごく似合っていて、すごくイイ

施主様は色見をだいぶ悩んでおられましたが
このチョイスは大正解


内部では床板を張り始めました。
上野住宅建材さんのヨーロピアンウォークです。



幅が15cmもある一枚ものの無垢板がワイルド。迫力あります。
仕上りも楽しみですが、こちらも経年変化が楽しみな材料です

仕上げ材にも、
間取りにも、
断熱性にも、
開放感にも、こだわった住宅です。

でも、一番こだわったのが耐震性です。

雪荷重を1m見込んだ上で、耐震等級3をクリアしている
超耐震住宅ですので

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3方向の開放と1.8mの跳ね出しタルキ

2017年06月29日 | 新発田の住宅

新発田の住宅です。



リビングからはこの開放感 





写真1枚では収まりきれません (2枚横につなげて想像してみてね)
グルッと3方向が大開口窓。パノラマウィンドウです。

大工工事は順調に進み、内部ではスジカイや断熱材の充填。



そして外部では軒裏の造作中です。
軒が1.8mも跳ね出ししていますので



通常のタルキでは雪の荷重に耐えられません

そこで、軒先部分を方杖トラス構造とします
(三角形は強いのだ



これで、一気に高耐力の軒先になります


今回、この軒裏は小屋裏換気の出入り口にもなっていますので

ここにネットを貼って



杉の貫材を目透かして張ります



もちろん杉は新潟県産を利用して補助金もゲット

工場で塗装中のラフ仕上の雨板も、もちろん新潟県産杉




この新発田の住宅もスゴ~イ開放感ですが
見附のリノベ現場も尋常じゃないくらいの開放感です。

ということで、今週末のオープンハウスの告知です。

詳細はクリック↓
7月2日(日) 「倉庫に住む」オープンハウス



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