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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

紅葉、黄葉・・の残すものは

2013-12-04 | 日記・エッセイ・コラム

庭にも秋から冬の兆しが・・・

今日の陽射しは暖かい。

秋の最後のひとときを楽しんでいるみたい。

「もみじ」も。

太陽って、本当の芸術家ですね。

人間が表現できない色彩を鮮やかに見せつけてくれます。

陽射しが葉を通過していくとき・・・・普通の色が、神秘的に変化します。

そんな一瞬を。

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赤にも黄色にも・・・白にも。 変幻自在なんです。

どんな筆使いをしても、叶いませんね。

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反射すると・・・・顔がほってってくるような感じに。

抜けるような青空に向かって・・・

「赤」が吠えてるみたい・・・。

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こんなすっきりな感じも いいですね。 庭の白砂がアクセントに。

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隙間から眺めるのも・・・南天のゴツゴツとした幹が、一層 紅葉を引き立てます。

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 さて、庭の隅に 1本 ぽつんとあ小さな木。

これ「ブルーベリー」なんです。

こんなに綺麗な紅葉だったのだ・・・・・初めて気が付いた。

「これは凄いよ! 」

 蝋燭が勢いよく 燃え上がっていく~

 そのメラメラ燃える灯りが枝に照り返して・・・・真っ赤に染まっている。

 この色彩も、太陽の仕業です。

 もし、太陽が当たらなければ・・・将に、「陽の目をみない」色だ。

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「黄葉」も。

 垣根の「ゴールデンマサキ」

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「デユランタ」の葉と実

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これだって・・・「黄葉」

カボスが完熟です。 小さな木なのに 今、鈴なりで50~60個も。

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そして、秋と言えば・・・・この木。

1枚残すことなく散って行った葉っぱ。

 渋柿の1個だけが・・・・寂しげに枝にしがみついて残っている。

烏の粋な計らいか これぞ、秋の風景?

夜寒の明けた、ある朝、 熟した柿の実は・・・・地上へ落ちる。

哀れな姿が 道に。

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同じように・・・スッピンなったアカシアの樹

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あれほど重なり合って茂っていた葉も。

こえほどまでに散っていくのかと思うほどの姿に。

この姿は、まるで 画家モンドリアンが描く、あの造形に似て思わず見とれていました。

思えば、「紅葉」(秋の木々)は、散るの前提と考えるべき。

青い葉が紅に染まり、ことごとく散ってしまい、そこに、「空白」ができる。

 「青」から「紅」&「黄」を経て「空白」に・・・その無になる時間的経過こそが

将に、「美」なんだなぁ~。

美には 二つあるような気がする。

 「盛りのとき」 と 「枯れて散るとき」  どちらも 味わい深いものです。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。