先日、日本の伝統行事を苅田町に住んでいる外国人に
紹介しようと企画した「餅つき」に町づくりカレッジOB会会員が
奮闘し大好評だった。
そんな折に、「和食」が世界食の文化遺産に指定されたことは
大変に意義のあることだと思ってます。
「和食」は、日本の伝統文化である。
その奥ゆかしさが理解されてと言うこと。
しかし現実はどうかというと・・・・日本人は「和食」から遠ざかっているような
感じがしますね。
やたらと外国から輸入して(明治以来の舶来趣味は治らない?)自国物の
存在を軽視しがちではないかと思えるほどではないでしょうか。
昔から「地産地消」って叫びながら・・・実態は?
「食」だって、こんなに幅広く生活の中に取り入れている国は珍しいと常々
思ってるんですがね・・・皆さんは。
何処の町に行っても・・・「フランス」「イタリア」「インド」「中華」・・・。
日本ではどこの国の料理でも食すことができると言う。
伝統的な「和食」の店は? というと これが意外に少ないのである。
今朝のテレビで、ある保育園の園長さんの考え方で、保育園での食事は
「和食」が基本。 1週間の献立に洋食が出てくるのは・・僅かだとか。
玄米ご飯で「よく噛むこと」を教え、箸の握り方、挨拶の仕方。
食材については、お米や、野菜なども実際に育て、収穫し、そして口に。
ご飯の炊き方、包丁の使い方など、実際に子供たちが行うことで身に付ける。
現在の親が、やるべきことをやっていない。
今のままでは・・・日本の伝統が壊れ、「日本人」が消えてしまう・・・・・。
そんな園長の強い想いが、可愛い子供たちへの教育に生かされている。
凄いことだと感服しながら見ていました。
今、実感するのは、「食」だけでなく、「言葉」も、「文化」も、相当に壊れている。
これは私たちの年代の者は、本当に将来が心配です。
もちろん諸外国のいいところはどんどん取り入れることは必要です。
だからといって、「伝統」は消してはいけないのです。
「電灯」を消すと・・・・お先真っ暗! だもんね。 {しょうもない駄洒落}
ところで、今日の話。
「冬至」には、柚子湯に入る、南瓜を食べる・・・・・こんな風習ありますよね。
だからどうかは説明なしでしたが、「南瓜」をいただきました。
身が締まってて、煮たら ぽっくりと甘く濃い味がしそう・・・。
そもそも何故? 冬至に南瓜や柚子湯 なのか。
こんな風に。
冬至には「ん」がつくものを食べると「運」が呼べると・・・・ハハ~ン、ゲン担ぎ。
人参、大根、蓮根、うどん、ぎんなん、きんかん・・・まだまだありそう。
カボチャの漢字「南瓜(なんきん)」だって・・・・。
次に、柚子湯 これも厄払いおするため「禊(みそぎ)」だったよう。
まぁ、こんなことも、伝統行事の一つ。
あまり詮索しないで、楽しみながらおこなうのもいいものです。
柚子もありました。
今夜は・・・・お風呂にたっぷりのお湯を張って・・・・
「いい湯だね、ハハン。 いい湯だね、 ここは 苅田の与原の湯・・・・・」
厄払いできて、「運」が舞い込む~ご先祖様・・・・いい風習を残してくれました。
そうそう、今年最後の運だめしで 「ジャンボ宝くじ」買ったよ!
どうか 神様・仏様・マー君?
私に、「運」を下さい。
これ、今年の最後のお願いです。
「ねえ、神様」・・・・・黙って いつまでもお答えにならない。
・・・・「うん」とは、言わなかったのは・・・・
「運」がないこと?
大晦日までお答えできませんとの由。