足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株は堅調な人気

2018-01-29 08:32:47 | 投資戦略
ウォール街では今週から決算発表が本格化する。
ダウ平均30種のうち主要10社が発表するが、ダウ指数に採用されていないフェイス・ブック、グーグル、アマゾンなども発表する。特に注目されるのはフェイス・ブック、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、アップルで米国を代表する世界企業。これら5銘柄の時価総額はドイツのGDPに匹敵する。
これまでの予想では75%が事前の予想を上回ると見られている。米国企業の規模の大きなことのほか、つい2年前までは米国経済の低迷が問題にされていたことからすると、米国経済の底力の深さはいまさらながら驚きである。このような好調な企業業績を背景に1月の相場はいままで7%上がったが、1月に7%以上の上昇になると、その年の株価は88%上昇するという経験則がある。

先週は仮想通貨取引所大手コインチェックで不正アクセス問題が発生しメデイアが大きく取り上げたが、海外では日本ほど大きく取り上られず、冷静な対応であった。問題のコインチェックは26万人に日本円で返金すると発表した。
米国ではロビンフードというビットコイン取引所に人気が出てきて、業界No1にのし上がると投資家が注目を始めた。日米でのコインチェック市場には大きな落差が出てきている。