足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株のリードが続く

2018-01-04 07:30:18 | 投資戦略
新春は世界的な株高で始まった。
ウォール街で注目されるのは相場の基調の強いことだ。
過去381日間に1日の下落率5%以上の日が全く見られない下方硬直性の強い相場が継続する。
下方硬直性が強いのが今回の相場の特色である。
新年にはいってから新しい材料が出たわけでなく、昨年のクリスマス以来の基調の強さに自信を持つ。
昨日はダウ平均、S&P500,ナスダック指数とも史上最高値が続く。S&P指数の構成11業種のうち7業種が上昇した。牽引役はエネルギーとハイテクで人気業種に変化はない。
昨年のサンタクロース・ラリーの好調をみて、新年に強気する向きが増加、新しい投資家の参入がみられる。強気相場の背景には最近、発表される景気指標が期待を裏切らず見通し通りの展開に進んでいることが大きなプラス材料である。
米国だけでなくヨーロッパ、アジアも高いのは米国景気の好調に自信をもつ投資家が増えている証明でもある。
ダウ採用銘柄のキャタビラー(CAT)の人気に乗ってコマツ(6301)に注目をはじめた。