足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

トランプ大統領のNYダウ3万ドル説・・・・チャートの神様が近寄る

2018-01-09 07:51:00 | 投資戦略
東京市場は新年早々3連休であったが、ウォール街の取引は通常通り。
NY株は引き続き順調な展開で人気株の循環買い現象が続く。
この日は金融、バイオ、医薬品は一服であったが、製造、コンピュータIT、石油サービスは好調。
最近、躍進する中小型株ラッセル指数2000の上昇も目をひいた。
これから昨年第4四期の決算発表が始まる。先頭を切るのは大手金融機関で、それにハイテクなど大手人気株の発表が続く。

振り返ると昨年1月のトランプ政権が発足していらい、これといった決定的な悪材料も出なかった。北朝鮮という地政学リスクは散見されたが、悲観論者が予想したような事態にはいたらない。

世界を克明に見渡せばNY株を大きく上回る成果の市場が散見される。われわれは昨年早くから先進国以外への投資も拡大したが、エマージング市場への投資は平均+50%超のパフォーマンスを示した。これら新興諸国の株価の人気をみていると、戦後の世界株式市場が経験しなかった相場展開が、先行き出現するのでないかと、頭を横切る。

トランプ大統領はダウ平均3万ドルを予想、今週の「トリトンスクエア通信」で紹介するラルフ・アーカンポーラの2万9000ドル説始めたも、1年後には実現しそうな気がしてきた。ラルフ・アーカンポーラを最近 “godfather of chart anarlysis”と、ウォール街は名づけた。