足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェット銘柄が軒並み高

2016-03-17 06:27:01 | 投資戦略
NY株は上昇した。
注目の米連銀FOMCでは市場の予想通り金利は据え置かれた。世界経済の鈍化に言及し政策は現状維持。
この日の相場の内容は製造業、コンピュータ、通信、ハイテク、石油サービスが買われ、医薬品と金融が下落した。金相場が上昇し先行きに石油と同じように強気が増ええてきた。
相場の中味をみるとバフェット銘柄が軒並み高。
まず大株主であるチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)が急騰し最高値に顔合わせ。
タイムワーナーとの合併に政府が認可を与えるという観測が材料だ。バフェットはこの種のメデァイに関心をもつほか、昨年は通信大手のAT&Tの大株主に登場した。原則としてハイテクには手を出さないが、新しい時代のスターとみるメディアには大きな関心を示す。
チャーター・コミュニケーションは生み出されたキャシュフローを買収戦略に回し、成長に弾みをかける。
最近、株を買い増してきた石油のダウンストリームであるフイリップス66(PSH)やキンダー・モーガン(KMI)がこの日も人気化した。バフェット銘柄の上昇が目に付く。
これまでから市場の方向性が不透明な時に、本領を発揮して市場平均に大きく打ち勝つというのがバフェット流のやり方でることが、彼のポートフォリオをコピー(提灯買い)すると実感として身近に良くわかる。
これまで「トリトンスクエア通信」では米国株投資にも力をいれてきたが、注目株の半分はバフェット銘柄で通してきた。彼と同時代に株式投資に関わり合いをもてた投資家に与えられた大きなチャンスで、それを満喫したい。
いつも書くことだが、彼に“コピーする”(提灯を点ける)という投資手法は時代が与えてくれた贈り物だ。
はじめはバークシア・ハザウェイ株で投資をはじめたが、個別にバフェット銘柄を買った方が効率がよいし、その投資哲学を学べる。