足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

日米とも前向きに…個別物色人気

2015-08-18 06:08:09 | 投資戦略
NY株は反騰した。
景気指標では住宅関連が好調であったが、ほかには目立った動きはみられなかった。中国の為替政策の変更も一段落した。
ウォール街の関心事はヘッジファンド、機関投資家の大口売買のSECへの届け出だ。第2四半期末の最終報告の期限が先週末であった。
その分析は証券会社のストラティジストの大きな仕事である。昨日はソロス、バフェット、ビル・アックマン、ダン・ローブなどの売買に関心が集まったが、すでに公表されたバフェットの大物買収プレシジョン・キャスティング(PCP)が最大の話題で、そのほかには大きな話題はみられなかった。
ソロスのタイムワナー(TWC)への大量投資が注目されぐらい。比較的に静かな第2四半期であった。秋から年末にかけての米連銀の金融瀬策の変更のタイミングが投資家の最大の関心事になり、短期的には景気の動向と金利の動きを見極めたいというところ。
7月からはじまったギリシア問題は一段落し、中国景気の減速の為替の切り上げで成り行きをみるというムードに変わってきた。

先週来の東京市場の動きにも落ち着きがみられる。
昨日はヘルスケア関連が幅広く買われた。塩野義(4507)、日本新薬(4516)、参天製薬(4536)のほか好決算の医療機器関連である。
今週のトリトンスケア通信では好決算の押し目買い銘柄を中心に銘柄を取り上げた。
引き続き訪日外人のインバウンド関連の押し目にも注力して具体的な銘柄論を掲載した。