足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

猛暑でも訪日外人減らず・・・NY株は季節感から調整

2015-08-05 06:36:34 | 投資戦略
NY株は続落。中国株も昨日は落ち着いたが、景気指標〔製造業指数〕が不振。週末の雇用統計の発表を控え様子見ムードが広がった。
気にされたのは最大の時価総額アップル(AAPL)の動きだ。機関投資家が柱にする銘柄だけに株価の動向が気になる。決算発表を好感したが、あと人気が続かない。新製品のApple Watchの動向について様々な見方が出てきている。台湾の部品メーカーの業績の伸び悩みが気にされ、足元のWatchの販売動向に懸念が出てきた。株価のもたつきは市場の人気に影響する。
相場がもたつくと悪材探しが盛んになる。8月相場は年間でも相場には最悪という経験則がり、季節的な要因も左右する。
東京市場にとってもアップルの不振はハイテク株には気になる。

昨日は引き続き個別物色の強い相場展開であった。特に訪日外人の好調でインバウンド関連の株価に異常な人気がみられる。
猛暑の東京だが、銀座は引き続きアジア系の訪日客のラッシュである。家電量販店やドラッグストアは閉店間際でも外人の姿が消えないのは驚きである。離日を翌日に控えて、買い残しのお土産に殺到する。特に化粧品売り場の活況はすごい。
昨日もインバウンド関連株の人気が目立った。
注目してきた製菓の寿スピリッツ(2222)の株価も再び人気づいてきた。インバウンド需要のほかに、夏休みの東京土産の人気も加わる。第1四半期の決算は好調であった。