昨日はSNSゲームのグリー(3632)が第2四半期の決算を発表した。
前年同期比で売上2.9倍、営業利益3.2倍という驚異的な数字を発表した。
説明会では田中社長は「SNSゲームは無料で遊べるような宣伝をしていることは全くないし、顧客には料金体系を正確に表示している。消費庁が新たな規制を検討している話はなく、密接な接触を行っている」と語った。
業績の伸びには全く陰りはなく、ここ4半期の有料課金は前期比で+16%→+32%→+49%→+39%と高水準の成長を遂げている。
足元は昨年12月も好調、1月はさらに売上の伸びは前月比で好調であったが、業績の見通しは12月の数字をベースで立案し公表した。「増額修正した数字は保守的である」とコメントした。
業績の伸びの勢いにはストップをかけられない感じだ。2012年の見通しは保守的でさらに上方修正が予想される。
ウォール街では昨日、フエィスブックが正式にSECに公開の登録申請をした。
そのなかで昨年12月末の決算では最近、株式を公開したジンガ(ZNGA)からの収入が12%を占めていることを明らかにした。SNSゲームがビジネスの大きな柱であることを認めた。
12月16日に$10で公開したジンガの株価が昨日は+16%も急騰し$12.39で引けた。公開後の高値$11.50を初めて上回った。SNSゲーム業界の好調さを反映し始めた。