NY株は4日間の続落の後、昨日は大幅高になり2月相場のスタートは好調。
引き続きウォール街の話題はフエィスブックのIPO(新規公開)に集中している。昨日、正式にSECにIPOの申請が行われた。IPOの金額が50億ドル(3850億円)で申請が行われた。当初は100億ドルの観測もあったが、現在の市場環境を考慮して穏健な数字になった。
先行き現在の業績をめぐって様々な情報が漏れてくるだろう。最近の世界での毎日のアクティブ・ユーザ数は8億4500万人と、ネットの世界では最大の規模である。短期間にここ、で成長するのをみると、依然としてインターネットの世界では下剋上の時代が継続していることを示す。
ダボス会議に出席した同社の経営者の一人が「新企業の成長が米国では膨大な雇用機会をつくる」ことを強調、米国経済の底の深さを誇示した。
公開は2~3ヵ月先になるが、当面はそのビジネスの実態をめぐってウォール街では話題が続き株価の材料にもなっていくだろう。
当面、東京市場でもSNS関連の再評価人気が続く。
本日はSNS関連の事実上のトップ企業グリー(3632)の決算発表がある。内容によってはその人気が昨年夏以降のような人気を巻き関連株に引き起こす可能性も期待できる。
米国の関連株ジンガ(ZNGA)の株価が公開後の新高値近辺にきた。
フエィスブックののチッカー・シンボルはFBに決まった。