足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

新興市場に人気が回帰

2011-01-18 07:51:21 | 株式

アップルの経営者ステーブ・ジョブスの入院のニュースでウォール街に激震が起こっている。

本日の日経新聞にも掲載されたようにアップル(AAPL)はいまや米国では時価総額がエクソンに次いで第2位である。ITバブル崩壊後の世界のハイテク業界では最高の成長物語である。

iPod,iPhone,iMaciPadと低迷するハイテク業界で次々にヒット商品を生み出してきた。株価はここ6ヵ月で+67%の上昇を記録した。世界の多くの機関投資家がコア・ストックとして組み入れている銘柄である。それだけにアップルの経営者の入院は、株価には大きな打撃を与える。

本日、アップルは第4四半期の決算を発表するが、そのタイミングをとらえてジョブスの入院が発表された。

たまたま世界の株価は調整を必要としていたときでもある。

東京市場では新興市場の人気の出番が巡ってきた。

昨年12月上旬に公開されたETF(上場株式投信)のJasdaq Top20の動きが物語っている。昨日は新高値になった。

この銘柄の魅力は選択の難しい新興市場の銘柄のプロキシィ(代理人)的な存在であることだ。20銘柄の顔ぶれは実にバランスがとれている。

昨年129日に公開せれてから+14%、一方、日経ジャスダック平均はこの間、+8.1%である。大きくアウパフォームしている。「トリトンスクエア通信」では推奨を続けてきた。