2011年の相場が始まった。
NY株より一足先に売買がスタートしたアジア、ヨーロッパが堅調な始まりであった。特に年末に利上げを行った中国株が上昇したのに、投資家は安心した。
ウォール街では新年の第1週が強ければ1月相場が強いし、1月相場が上昇すればその年の相場は堅調であるという経験則がある。
新年1日だけの相場では1月を占うわけにはいかないが、スタートをみるかぎり先行きの相場展開には期待がもてる。
東京市場も一時のテクニカル指標の過熱現象が解消に向かってきている。
特に日本株を見直そうという人気が外人投資家の間で出始めていることは、心強い現象である。
目先はハイテク株に注力していきたいが、特に大きく売り込まれた半導体関連銘柄は悪材料を折り込んだとみる。
ウォール街ではSOX(半導体株)が上昇トレンドにはいったことが明確になった。