今日はソフトバンク(9984)の売買代金が先週末に引き続いて活況。相場のリード役をはたした。
2月8日の決算発表時にはアナリストの評価は冷めた見方が多かった。それが株価にも現れ信用取引の取り組みをみてもカラ売りが買いを上回り、連日の逆日歩であった。外資系には「売り推奨するとろが散見される。
ここへきて上昇に転じた背景は?
先週のウォール街では週間ではナスダック指数だけがプラスでダウ平均とS&P500マイナス。ナスダックは過去8日間の取引で6日が上昇するという、久しぶりに全体の動きに逆行した。
先週のバロンズ誌には“ついに到来ビデオ革命”という記事が掲載された。IPテレビの時代が来たという内容である。米国の通信会社は、この分野に積極的に投資を急ぎ、大きな収益源にしようとしている。
それに携帯電話によるネットでの画像の閲覧が本格化してくる。これまでは掛け声倒れの感があったが、デジタルTV時代がここへきて一機に花を咲かせそうな気配である。
ソフトバンクの価値をこれまでのNTT,KDDI,NTTドコモなどの評価の延長線上で考えたら間違う。ここに取り上げた通信会社はいずれも新時代入りの入り口に来ている。
そういった意味ではヤフー(4689)をもっているソフトバンクの価値は見直そうという動きが出てきたのではないか。