足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

これからの相場に楽しみが・・・

2005-06-10 17:21:52 | 株式
1日で相場のセンチメントは大きく変化した。
第1部市場の物色人気は横へ広がったし、特に新興市場の人気の復活はすごい。
マザーズ市場の売買代金は今週の火曜日の1340億円に次いで今年2番目の大商いで1140億円であった。
昨日、公開の和井田製作所(6158・JQ)はマーケットメイク銘柄でもあるが、今日は+21.10%で引けた。
工作機械の研削盤メーカー。ベンチャーではないが、今週のトリトンスクエア通信ではエーワン精密(6456・JQ)のようになる可能性を指摘した。理論株価は2,000円を大きく超える。
いま一つリンク・セオリー・ホルディングス(3373・マ)も本日はストップ高のカイ気配。+12.29%で終わった。
IPO価格76万円に対して84.8万円で寄ったのには正直いってびっくりした。チャンス到来。
この銘柄もレポートで書いた理論株価からは考えられないような、初値であった。米国で生まれた「セオリー・ブランド」の製造、直販の会社。ユニクロのファーストリテイリングが大株主である。
5月のIPO銘柄で大きな被害をうけたあとだけに、慎重な姿勢が出てきたのは、われわれにとっては望ましい。
このような既公開銘柄にも魅力が出てきたし、この地合が続けばこれからのIPOにも楽しみがある。