足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

IPO人気の反省は杞憂?どう取り組むか・・・

2005-06-07 18:34:23 | 株式
IPO市場が5月の失敗には懲りずに、人気が蘇ってきた。先週、公開された関門海(3372・マ)がストップ高。
それに、この日、公開のシンプレックス・インベストメント・アドバイザーズ(8942・マ)がIPO価格330万円で寄り、一時は100万円高。マザーズ市場の売買代金1300億円の3分の1を占めた。
ドリームバイザー・ドッド・コム(3772・マ)、NowLoading(2447・名証セ)は公開値の2倍のカイ気配で引けた。
5月のIPO銘柄の3社が寄り付きで投資して全敗であったので、反省人気が出るとみていたが、これまでのところは杞憂。
第1部市場の方向性が不透明なので、個人のホット・マネーがこの市場に集中する。
評論家としてなら、この現象について、様々な論評が出来るが、われわれにはそんな余地を与えてくれない。
今月はまだ17銘柄の新規公開が控えているからだ。かなり個性的で、成長性のあるビジネスモデルの銘柄も散見される。
問題はどの銘柄を、どこまで投資するかにあるが、そこがプロの投資家の腕のみせどころ。
私の分析では本日のシンプレックス・インベストメント・アドバイザーズの目標値を570万円とした。一時はそれを越えた。
さて本日、寄らなかった2銘柄の明日の戦略をどうするか?
2日目の株価が勝負どころになる。
それにしても残された17社のIPOにどう取り組むか?今月の投資での勝負どころだと思う。