足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ストック・ピッカーズ・マーケット(個別物色)の時期

2005-06-25 21:25:21 | 株式
金曜日の原油高が急に世界の株式市場での話題になり始めた。
日本でもメディアが大きく取り上げている。$50台乗せの時もそうであったように、$60台乗せも大きなフシ目であり、話題としては格好の材料だ。
しかし肝心の長期金利が日米とも依然として逆に軟化している。
原油高に大騒ぎをしているのはメディアで、自分のおカネを運用する人たちは、原油高が実態の経済にインフレとして大きな影響を与えるとはみていない。
今週、木曜日は米FOMCの2日目だ。金利の決定がなされる。市場は+0.25%を織り込んでいる。むしろグリーンスパン議長がどのような声明文を出すかに注目。
相場に影響力を持つ運用者は「今回の利上げは最終段階。8月の利上げが仕上げになる」という。
NY株は原油高、金利で下がったが、「テクニカルにみて調整を必要としていた」と、ウォールは落ち着いていると、私はみる。
かねての「今回の相場の総仕上げの夏相場に近く入る」よいう持論は変わらない。
来週は個別物色の動きが一段と強まる。
具体的な物色銘柄の選定を急ごう。

コメント
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