夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『ブログ開設から7000日』、偏(ひとえ)に多くの皆様に感謝を重ねて・・。

2024-03-21 12:34:09 | 喜寿の頃からの思い

昨夜、私が所属しているブログの【 goo blog 】に於いて、
『 ブログ開設から7000日 』と表示され、我ながら驚き、微苦笑したりした・・。

私は東京の調布市に住む年金生活の79歳の身であるが、
私より5歳若い家内と雑木の多い小庭の中で、古ぼけた戸建てに住み、
ささやかに日常を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や19年半となっている。


             

私は民間会社のある会社に35年近く勤めて、2004年(平成16年)の秋に定年退職し、
この間、幾たびのリストラの中、何とか障害レースを乗り越えたりしたが、
最後の5年半はリストラ烈風が加速され、あえなく出向となった。

こうした中で遠い勤務地に勤め、この期間も私なりに奮闘した結果、
身も心も疲れ果てて、疲労困憊となり、定年後はやむなく年金生活を始めたひとりである。
                          
この後の年金生活は、サラリーマン航路は、何かと悪戦苦闘が多かった為か、
つたない半生を歩んだ私でも、予測した以上に安楽な生活を享受している。



過ぎし年金生活を始めた当時、ネットの世界は私は殆ど無知な癖に、
この当時にIBMなどからホームページ作成素材のソフトを買い求めて、
漠然としながら『ホームページ』を立ち上げようと思ったりした。

そして自身の日々の思い、そして過ぎ去った時代の思いのことなどを
出来うる限り随筆風の散文を綴り、公開しょうと思案したりしていた。

しかしながらホームページの開設までの技量に乏しく、
無名の私が開設・運営した所で果たして、と躊躇していた時に、
偶然に本屋の店頭で一冊の本にめぐり逢え、私は初めて『ブログ』の世界を知った・・。


この本は『はじめよう! みんなのブログ』(インプレス)と題された、
別冊インターネット・マガジンであった。


                         
           
ブログの世界は、多くは匿名制度であり、ある程度の良識を根底に於けば、
それぞれの御方が自由に、私生活の出来事から、政治、経済、社会、文化などの分野まで表現でき、
日本でも2002年(平成14年)の頃から急速に普及し、
誰でも発信できる人類史上初めての時代が到来してきた・・。

この少し前の時代は、もとより各専門知識のある有識者が、
雑誌、新聞などに寄稿文を掲載することができる時代で、
私のように無名で素人の身は、せめて新聞・雑誌などの読者コーナーで、
記事を投書できる範囲であり、
何よりも掲載の判断は、編集部の意向で決められていた。

こうした結果として、私は自在に私の生活のことから、政治、経済、社会などに専門知識がない私でも、
私なりの思いを発露できる上、何よりブログはホームページより手軽に開設、運営できると感じ、
ブログに加入しょうと決意した。

そして2004年(平成16年)11月12日にある大手のブログサービスに加入した後は、
2つばかりの10万人ぐらい加入していた小さなブログサービスに彷徨(さまよ)った後、
この【gooブログ= goo blog 】に翌年の2005年(平成17年)1月19日に加入し、
たまたま昨日で7000日となったりした。

この間、まもなく他のブログサービスに加入して熱中して、2度ばかり中断したが、
やがて2008年(平成20年)の5月以来は継続し、今日に至っている。    
        
このような軌跡で、ブログの世界を知って18年半が過ぎて、早や19年生となっている。
結果的には、パソコンの故障、国内旅行、入院などしない限り、日に少なくとも一通は投稿してきた。



                         
               
こうした私の根底には、私の幼少時代から年金生活している現在までの生きてきた心の軌跡を発露して、
自己表現のひとつとして、心の証(あかし)の残したいからであった。

そして年金生活を過ごしている今、日々に感じたこと、思考したことなどが
心の叫び、思いがあふれ、
心の発露の表現手段として、
ブログの投稿文を綴ったりしている。

                                                 
私の投稿文の殆どの内容は、幼年期からサラリーマン退職時まで、
そして年金生活の日々の心情を脚色もないありのままの思い、真情を投稿文に認(したた)めたく、
あますことのないように綴ってきた。

私は綴る際は、自身のその時の心に素直に綴るようにし、
あとで振り返った時、あの時はこのような思いで過ごしていたのか、
何より自身に対して、その時の思いの心情を大切にしているひとりである。
       
恥ずかしながら数多くの駄文を綴ってきたが、
ひとえに自身の為の心の軌跡の発露、と言っても差し支えない。



こうした中で、60代の投稿文の内容は、やはり幼年期~現役サラリーマン時代の想いでが多く、
或いは年金生活を過ごす実情を脚色もせず、ありのまま数多くの投稿文を綴ってきたりした。

そして70代になると、無念ながら自身の体力の衰えを実感した為か、
健康、病気、介護、葬儀、家計などを学んだことに、
私の思いを前後に加味した投稿文に変貌した内容となり、
まるで餡子(あんこ)の入った『お饅頭(まんじゅう)』のような投稿文となり、
独り微苦笑する時もある。

                       



こうした中で、私は投稿文に関し、多くの方に読んで頂きたい自己顕示欲もあり、

投稿文の中では、改行を多くし読みやすいようにしている。

或いは10年前の頃から、何とか写真を添付することが出来たので、
乏しい筆力を補(おぎ)いながら、カット代わりに写真を掲載したりしている。
         
私はブログを投稿する際、ひとつのテーマを決めて、真摯に、ときには楽しく綴ることもあるが、
不勉強の為に筆力が乏しいながら、最後までお読み頂けるように試行錯誤をしたりしている。

しかしながら私の投稿文の内容は、あふれた思いを伝わるように熱意ばかりで、
一気呵成に書き上げてしまい、ときには長き投稿文になったり、
投稿文を送信した後、読み返したする時、つたない綴りが多いので反省する時もある。


ここ10数年、このサイトに綴ることが生きがいのひとつになり、
数多くの皆様に支(ささ)えられて、私がブログが継続できたこともあり、
偏(ひとえ)に感謝の一言です。

             
                      

こうした中で、数多くの皆様の投稿文を読ませて頂くと、
ここ13年ぐらい殆どの方が、心ある写真を添付されたりしてきた。

そして私は、いつまでも言霊(ことだま)を信愛し、散文のような文章だけでの表現は、
時流に残されてしまうかしら、と私なりに憂慮してきた。

特に旅行関係の投稿文に関しては、散文を綴りながら危惧してきたのが本音でもある。

過ぎし2012年(平成24年)の『文化の日』の翌日の4日から、
私は遅ればせながら写真添付を始めて、投稿文を重ねているが、
昨今、写真を添付しないと、何かしら寂しい心情となり、我ながら微苦笑したりしている。
               
                 
こうした中、私は特に数多くの50代以上の皆様の投稿文を読ませて頂きながら、
いつも感じられることは、それぞれ生を受けた環境も違い、
その後に育った状況、学歴、その後の社会人として職業、結婚生活・・、
やがてシニア世代となり、それぞれの生活をしていて、
もとより誰ひとり、同じ人生航路を歩んできた人はいないのである。


その上、人それぞれ思考、信条、性格なども違うし、この広い世界で同じ人はいなく、
男性グループのSMAPの唄った『世界に一つだけの花』のような存在でもある。
                    


そして人は誰しも光と影を有している中、
日記として綴られている場合は、
その人なりの思いをその方ご自身の言葉で、淡々と綴られているのに、

圧倒的に感動を覚(おぼ)えたりしてきた。

そして日々の日常生活の過ごした方、或いは人生の思いを学び、
こうしたお考えで、この人生を過ごされているのか、と教示されることが多く、
お住まいの地域、これまで綴られた人生航路の軌跡に思い馳せながら、
何よりも生きた人生の教科書、と確信を深めたりしている。

こうして読ませて頂きながら、つたない私は秘かに励ましを感じたり、微笑んだりして、
確かな人生の底知れぬ哀歓を学びながら、年金生活を過ごしたりしている。



或いはその地域の情景の四季折々の移ろいを背景とし、
デジカメの数葉を掲載され、絵葉書のような観光地の解説でなく、
その方ご自身の言葉で綴られるのに感動させられたりしている。

または言霊を信愛し、何よりも投稿文で吐露(とろ)しなければ、
この人生を生きて行くことはできない、
このような圧倒的に心の深淵まで描写できる方もいる。


          


こうした数多く投稿文を読ませて頂く中、たとえたった一行の綴りでも、
私は瞬時に心の中の琴線(きんせん)が静かに奏(かな)でり始めて、
やがてその御方のブログに魅了されて、愛読者のひとりになってきた・・。

或いはコメントを頂いたり、或いは私は数多くの方の投稿文を読ませて頂き、
感きわまってコメントをしたりしている。

何よりもこの広い空の下で、お逢いしたこともない御方に投稿文の上で、
めぐり逢えたことに秘かに感謝を深めたりしている。

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4 コメント

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Unknown (siawasegohan_2009)
2024-03-21 19:54:04
私も、出逢えましたことに、感謝している、ひとりです。
いつも誠実な筆致に、学ぶことが多いです。
ありがとうございます!
Unknown (Unknown)
2024-03-21 22:23:18
ブログ投稿7,000日おめでとうございます㊗️
投稿を拝見し、「私は何日だろうか?」と調べてみたところ、本日現在6,529日でした。夢逢人さんから2年弱後を追っていることになりますね。
私も夢逢人さん同様、今やブログを書き綴ることが生き甲斐となっています。
実は来週月曜日に「私のブログ生活」と題して、学びの仲間の皆さんを前にお話することになっていて、先日その内容をまとめたところです。
ブログ文を作成し、投稿することが今や私の健康の源になっていると思っています。これからも夢逢人さんを目標に追い続けたいと勝手に思っています。いつまでも私の目標であり続けてください。
ブログ投稿7,000日、本当におめでとうございます🎉これからもお元気で投稿を続けてください❗️
初めまして・・。 (夢逢人)
2024-03-21 23:43:58
siawasegohan_20さま。

先程、貴女様よりコメントを頂いたことに気づき、
大変失礼を致しました。

>私も、出逢えましたことに、感謝している、ひとりです。
>いつも誠実な筆致に、学ぶことが多いです。

貴女様は管理栄養士・国際薬膳師なさっていると拝見し、
恐縮している次第です。

こうした中、《・・「おいしい」という言葉が一番好き。・・》、
感動致しました・・。

平素過ごしている中、身体を健康に保つには欠かせない食事は、
更に美味しければ、喜ばしく実感できます・・。

コメントありがとうございました。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
こちらこそ今後とも・・。 (夢逢人)
2024-03-22 00:00:56
maruo5278さま。

>ブログ投稿7,000日おめでとうございます㊗️
>投稿を拝見し、「私は何日だろうか?」と調べてみたところ、本日現在6,529日でした。
>夢逢人さんから2年弱後を追っていることになりますね。

たまたま私がブログ開始が、少し早く始めただけです。

>私も夢逢人さん同様、今やブログを書き綴ることが生き甲斐となっています。
>実は来週月曜日に「私のブログ生活」と題して、
>学びの仲間の皆さんを前にお話することになっていて、先日その内容をまとめたところです。
>ブログ文を作成し、投稿することが今や私の健康の源になっていると思っています。
>これからも夢逢人さんを目標に追い続けたいと勝手に思っています。

貴兄の場合は、多岐のそれぞれ分野を実践した上で、
整然と投稿されておりますので、私はきまぐれな投稿文ですので、
恐縮しています。

>いつまでも私の目標であり続けてください。

私も病気などに遭遇しない限り、継続いたしたく、
こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。

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