夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、庭の手入れをすれば・・♪  《初出2007.8.29.》

2008-05-30 12:26:11 | 小庭の情景を眺めながら
9時半過ぎより、庭の手入れをはじめた・・。

昨夜の雷雨のお陰で猛暑は去り、
最高気温といっても26度前後で過ごしやすい日中であった。

久々の庭の手入れであり、少し荒れ放題の玄関庭となっている。

雑木の剪定と草抜きに専念したが、泥まみれと汗まみれになるが、
健全な汗なので心身にそれなりに心地よい。

1時半過ぎに疲れ果てて中断し、お風呂が沸(わ)くまで間、
何時ものように軒下付近で、煙草を喫いながらビールを呑んだりしている。

紫式部(ムラサキシキブ)のたわわな黄緑色の実を見つめたり、
花梨(カリン)の樹木を眺めたりしているが、
こうした時は現役時代のことなどを想い浮んだりすることが多い。

私は民間の中小業のサラリーマンの身であったが、
数多くの人と同様にそれなりの苦楽がこうした折、
甦(よみがえ)ってくるのであった。

過ぎ去ってしまえば、過去は苦楽を忘れ去り懐かしく、
そして美しさばかり残るのは、
多くの人々と同じ思いである。

『貴方・・お風呂・・沸きましたわょ・・』
と家内の声が聴こえ、私は腰を上げた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白雨(はくう)の後は、真夏日... | トップ | この世で一番美味しい食べ物... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

小庭の情景を眺めながら」カテゴリの最新記事