この著作者は私にとって未知の人であったが、
過日、読売新聞の新刊本の紹介特集に於いて、
脳科学者の茂木健一郎・氏が評者として綴られていた。
私はこの評者の記事を読み、
梅田望夫・氏の『ウェブ進化論』(ちくま新書 740円)を購入した。
私のような初心者でも、動揺させる記事であるので、
無断引用であるが、転記させて頂きます。
インターネットの未来についての本は、世に溢(あふ)れている。
その情報洪水の中に、きらりと光る傑作が登場した。
シリコンバレーと東京を往復しながら、
ネットビジネスの最前線にかかわる中で、
つかんだ大切なヴィジョンがコンパクトに呈示される。
新書の値段で手に入れるのが申し訳ない、と思えるくらい密度の濃い内容である。
コンピュータのOSで急成長したマイクロソフトから、
検索エンジンで歴史の表舞台に登場したグーグルへの「覇権交代」の本質は何か?
ネットの「こちら側」から「あちら側」ヘノシフトが鍵だ、と著者は指摘する。
ブログやメールといった表層の奥にある
「あちら側」における新時代の胎動が鮮烈に描かれる。
ここまで読んで、私は購入しょうと思った。
ネットの初心者の私は、読み始めて、
ページを進めるたびに、動揺が増してくる。
まだ十数ページであるが、
ググールの【世界中の情報を組織化し、それをあまねく誰からでもアクセス出来るようにする】
と基本スタンスには、驚いたりした。
この後、私はある事例の数ケースを検索して、しばらくため息が出た。
検索の根源の思想は違うが、ヤフー、goo、日経とは違い、
確かに恐ろしい程に整合され、記事事態深く切り込んだのも、
浅い記事もあるが、読みやすく集約されている。
こうして、私は続きのページを読む。