いくつもの新聞に自民党が300議席を超える勢いで支持を拡大していると、一面を使って大きく報道が為されている。
こういう記事を読んだ読者のなかには、自民党が大勝するのは良くないから、野党に投票しようとする人も出てくるだろう。どちらかと言うと、じゃあ自分も自民党に投票して勝馬に乗ろうとか、自民党の大勝を確実な物にしようとかという人は圧倒的に少ないと思う。
解散前と同じだなとか、解散前より自民党が増えるんだなと感じれば、投票前から既にそういう状況にあるなら今回は投票に行かなくても良いかなという気になる人が沢山出てくるだろう。自分の一票で世の中が変われば良いな、変わるかもしれないなと思って投票している人がほとんどだと思うからだ。そういう人のやる気を削ぐ目的の報道なのだと思う。
日本のマスコミは中国や韓国におもねり、祖国日本を貶めたくて仕方がない。今回は、大義が無いとか、金の無駄だとかという意見を全面に押し出してネガティヴ・キャンペーンを行っている。選挙に行くな！選挙に行くな！と。
まんまと白けた空気作りに成功して、マスコミの目論見通りに投票率が下がったら、その後発足する政権に対して、民意が反映されていない政権、正当性に疑問あり、やっぱり大義は無かった、金の無駄だったと言うのだろう。
マスごみとも言うべき日本のメディアの思い通りにさせてはいけない。自民党300議席超えは幻想である。まだ何も決まっちゃいない。我々一人一人の国民が日本国の最終責任者なのだから、メディアに翻弄されずに投票所に行こう。投票したい候補者がいなくても決断しよう。
