最寄り駅
ケーブルカーの八幡宮山上駅を降りるとある
国宝の本殿
正面が石清水井、右が石清水社
これが石清水
男山の中の参道
一の鳥居
この数日間、石清水八幡宮にまた行きたい、行かなくてはならないという気持ちが高まってきて、行くことにした。
そこに何がある、というわけでもないのだ。古くからある神社だ。たまたま以前行ってみたのだ。
大河ドラマ・小説の「功名が辻」の山内一豊の妻千代が、娘を大地震で失い落胆していた時に、石清水八幡宮の前に捨てられていた男の子の赤ん坊を拾って、実の息子の様に育てた、というお話があり、その時にその存在を知って、是非行ってみたいと思っていたのだ。それで数年前に行ってみたのだ。
一度行ったきりで、お礼参りに行かなくてはとずっと思っていたのだ。このところその事が毎日、一日に何度も頭に浮かんで来ていたのだ。
徒然草にも出てくるほど古くから存在し、現在まで歴史を刻んできたのだ。戦国大名達も戦勝祈願したりしていたと聞く。織田信長が寄進した黄金の雨樋や耐久性に優れた塀もある。
ここに行くと、近くにはあまり観光に行く場所無いから、京都をいろいろ回る事を考えると効率悪いのだ。それでも行きたかったのだ。
東京から、のぞみに乗車。
京都から近鉄京都線 急行 近鉄奈良行きに乗車。
近鉄丹波橋着。京阪電車に乗り換えて、13時半頃に石清水八幡宮駅着。
東京駅から新幹線に乗って3時間後には最寄り駅に到着できた。
ケーブルカーで山頂へ。
石清水八幡宮は本当に参拝客がいない。正式参拝は待たなくてもお願いできるかもしれないが、今回は止めておく。
外人も二人組を一組見ただけ。観光バスの老人達でちょっと賑わいをみせたが、平日は閑散としているのだな。
山を降りる途中で湧き水?があった。前回も見たはずだが、前回はあまり綺麗な感じには見えなかった。今日は手にかけて、少し口に含んだ。石清水井(いわしみずい)という井戸。冬に凍らず夏に涸れない霊泉「石清水」が湧き出る、名前の由来になった場所との事。
この八幡宮のある山は男山というのだ。男に関係する何かがあるのだろうか?雄々しい自然?雄々しい山?心惹かれる名前だ。
下りはケーブルカーを使わずに徒歩で参道を降りた。山の中の参道は石段がずっと続く。
この駅はというかこの八幡宮は週末や初詣の時だけ人が来るのだろう。
僕ははるばる来て、お参り出来て大満足だ。