長年トップに君臨し続けた鈴木会長
セブン&アイHDの鈴木敏文会長の僕のイメージは、常に強気の豪腕経営者。セブンイレブンをはじめグループ企業はみなそれぞれの業界のモデル企業。結果を出す常勝集団を率いる総帥。
指名報酬委員会や創業者の名誉会長の理解が得られないのに、7日の取締役会で新しい人事案が提出されて案は否決された。社外取締役も反対だったようだ。
セブンイレブンの社長交代の理由は、在任が7年になって長いからと鈴木会長は言っていた。
最高益を更新し続けている社長であっても、株主や創業一族や社外取締役などが反対してもなお鈴木会長が更迭を主張したのはなぜなのか?誰がやっても連続最高益にはならないだろう。
沢山の大きな会社を率いていく最高責任者であっても、何でも好き放題には出来ないという事か?
今回のドタバタでわかったのは、鈴木会長の次男がセブン&アイHDの取締役にいるという事。将来のセブンイレブンの社長に就けようと、実績も無いのにものすごいスピードで出世していたらしい。もちろん鈴木会長の存在なくしてそういう事は起こらない。権力は腐敗する。
一度取締役会で案が否決されたからといって、別な案を議論して採決すれば良いのではないかと思う。鈴木会長は、自分の主張が通らなかった事が許せないのだろうか?これぐらいの事で辞めなくても良いと思うが。鈴木会長も十分に功績があるわけだし。
5期連続最高益のセブンイレブン社長井阪氏
嫌われてたのかも