Y男の日誌

映画を見た、本を読んだ、どこに行った、何か考えたなどなどのY男の行動記録。政治の話題も。暇な時にしかアップロードしない。

事故?事件?

2015-10-28 23:42:18 | 事件
1997年の8月31日。
僕はその日香港にいた。
中国返還後の香港に行こうと思ってやってきたのだ。中国返還は7月1日。約二か月後にやってきた香港は何も変わったところが無いという印象だった。ホテルは油麻地。夜、ホテルで地元のテレビを見ると、『ダイオンナ』という言葉が繰り返し耳に入る。ダイアナ元妃や事故現場の映像が何度も映し出される。何を言っているのかわからないのでずっと見てると、ダイアナ元妃が車の事故にあったという事が想像出来た。繰り返される『ダイオンナ』という言葉は、『戴安娜』と表記されている。中国語(この場合は広東語)では、西洋人の名前にはカタカナのように同じ音の漢字が当てられるのだ。







この事故は実は事故ではなく、暗殺ではないかとも言われている。

ダイアナ元妃はチャールズ皇太子と離婚して、ドディ・アルファイドという男と付き合っていた。この男はエジプト人の大富豪でイスラム教徒。この男も事故で即死したのだが、ダイアナ元妃との婚約を発表するつもりだったとも、ダイアナ元妃はアルファイドの子供を妊娠していたとも言われている。

ダイアナ元妃は英国皇位継承者第二位のウィリアム王子、第五位のヘンリー王子の実母であり、彼女がイスラム教徒の子供を出産する事を望まない人物によって事故に見せかけて殺されたという説がある。

トンネルというのは見通しが良いわけじゃない。だいたい暗い。目撃者も少ない。暗殺にはうってつけの場所なのだそうだ。TVで陰謀?を追っているジャーナリストが言っていた。外国のスパイと接触してそういう事を聞いたらしい。

パパラッチが後方や側面から追い詰める。パパラッチに扮したスパイがレーザー光線を放つ。車で追いかけるパパラッチに扮したスパイが車で体当たりする。ダイアナ元妃の乗った車は中央分離帯の柱に衝突する。狙い通りに事が運んでダイアナ元妃は亡くなった。


誰の意思だったのか?




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邪悪な者に鉄槌を

2014-09-13 01:37:30 | 事件

オスカー


今年最も怒りを感じたニュース。特別支援学校の全盲の少女への暴力と、盲導犬へのフォーク?突き刺し事件。服を着せられていた

盲導犬オスカーの服をめくって犯人は刺しているのだ。

全盲の少女は、今回後ろからひざを蹴られたのだが、今までにつえを何度も折られた経験があると言っていた。僕は絶句し、怒りで体が震えた。

盲導犬は盲目の主人を導くために、他人から餌を与えられても食べてはいけないとか、厳しく訓練されていると聞く。刺されても主人を驚かせたりしないように、痛み・苦しみに耐えていたのだろう。このニュー
スを知った時も非常な憤りを覚え、オスカーの安否が気になった。

社会的な弱者、抵抗してこないであろう非力な存在を敢えて攻撃する、暴行するという邪悪な者がこの世の中にはいるのだ。全盲の少女も盲導犬のオスカーも何も悪い事はしていない。

どうにか犯人を捕まえて鉄槌を加えてもらいたいものだ。ハムラビ法典じゃないけど、目には目、歯には歯ぐらいはやらないと被害者も国民も納得出来ないだろう。オスカーは犬でも飼い主の家族同然なのだから器物破損ではなく傷害や殺人未遂として処罰するべきだ。

問題は家庭教育なのか?学校教育なのか?日本人はどうしてしまったのか?日本人とは限らないか?
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福田和子について

2014-06-07 15:46:09 | 事件

裁判中の記録が主


殺人・逃亡全般


福田和子事件を部分的にモデル?にした小説


松山ホステス殺人事件の犯人、福田和子についての本を二冊読んだ。三冊目の小説は読書中。逃亡生活と福田和子という人物に興味を持ったからだ。人間関係作りのうまさ、一種の厚顔さ、猛烈な孤独の中で生きてきたしぶとさに対してだ。

15年弱の逃亡生活で最初の3、4年については金沢でホステスをしたり、客だった老舗の和菓子屋の若旦那の内縁の妻になっている。和菓子屋の親戚に通報され、警察に踏み込まれるが危険を感じて逃亡する。
この間の様子は仰○ニュースの再現映像を見る限り、それぞれのコミュニティの中でうまくやっているようなのだ。職にありついている。お金が無いから住み込みさせてもらっているのだ。同棲する相手も確保しているし、内縁の妻にもなっている。

その後名古屋でラブホテルに住み込んで清掃などをしていたようだが、三ヶ月ぐらいで次から次へと職を変えながら逃亡生活を続けていたようだ。福井で捕まるまでの十数年は北海道から九州まで全国を移動して暮らしていたようだ。本を読んでも詳しく記述されていないのだが、あまりに長い期間だから記憶が曖昧なのかもしれない。売春などもしていたかもしれない。

逃亡劇ってうまく逃げおおせていると見ている部外者にとっては胸のすく思いもするものだが、冷静に考えれば被害者という存在がいるのだ。福田和子は捕まるまで自分が犯した罪を重く受け止めていないように思われる。自分が殺してしまった被害者に対して謝罪する気持ちを持ったのも拘置所に入ってからなのではないか?親戚やかつての愛人に電話した時の音声を聞くと、警察をあざ笑っているかのようだ。愛媛県警は威信を掛けてどんな手を使ってでも捕まえたい一心で懸賞金を掛けたのだろう。警察の意地である。

仰○ニュースという再現ドラマを何度も見た。その逃亡劇が面白いし、殺人犯でなければ、再現されている福田和子が魅力的な人物に思えてしまうからだ。女優の力かもしれないが。

被害者は未来を福田和子に奪われてしまったのに、福田は自首せずに食べたいものを食べ、酒を飲み、好きなことをやって享楽的に過ごしていたと裁判では指弾された。計画性は認められなかったが強盗殺人で無期懲役。被害者は高知県出身で事件当時は松山市にいたが、将来高知に帰って自分の店を持って・・・、という未来は福田和子によって閉ざされた。
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松山ホステス殺人事件(1982)

2014-04-04 15:45:45 | 事件

  
福田和子(この2枚でも印象は違う)


You Tubeで福田和子の逃亡の様子を偶然見た。○天ニュースという番組がアップロードされたものだ。

福田和子は、松山ホステス殺人事件(1982年)の犯人で時効直前まで約15年間逃亡をしていたのだ。結局1997年に捕まった。
その当時俺は警察に貼ってあったポスターも見た。捕まってからはテレビでも見た覚えがある。ポスターの中にはVサインをしている写真もあり、殺人犯の写真なのに不謹慎だなと思ったのを覚えている。今の今まで俺はあまり関心を持たずにいたが、今回動画で詳しく知る事となった。

福田和子は同じ店のナンバーワン・ホステス宅でホステスを殺し、自分の夫と一緒に死体を埋めた。その後警察が察知するのを感じて逃亡を開始。

福田は整形手術を受け偽名や出鱈目な経歴を駆使して普通の人々の中に潜り込む。最初の数年は金沢でホステス。やがて店の客である老舗の和菓子屋の主人の内縁の妻となり、三年も和菓子屋のおかみさんとして暮らしていた。国民栄誉賞の松井秀喜もそこで和菓子を買っていたらしい。和菓子屋の主人は結婚を迫るが、いつまでも入籍を拒む福田を親戚が疑う。和菓子屋の主人も旅先で指名手配のポスターを見て福田に問い質す。親戚が警察に通報。警察は福田に近づきながらも直前でチャンスを逃す。警察がやってきた事に気付いた福田は自転車を盗んで何も持たずにひたすら逃走。その後福田を捕える機会は無かった。福田は同じ場所に長期留まらないようにして日本全国を逃亡し続けた。

時効が近づいてきて警察は日本で初めて懸賞金を掛けた。TVでもワイドショーや報道番組で福田の写真や肉声のテープの話し声が繰り返し放送され世間の関心が高まった。その頃福田は福井に潜伏。福田の行きつけのおでん屋のおかみが、“れいこ”と称する女性客の話し方や声が福田に似てると福井県警に通報し、ビール瓶などで取った指紋を照合したところ福田の指紋と一致する。結局その店を出たところで逮捕される。15年の時効の21日前の事だった。



約15年逃亡する、捕まらないでいるという事だけでものすごい事だ。ポスターもあちこち貼られていた。何らかの人間関係の中で生きてきたのだろうし。整形したとしてもたくさんの人の目をよくかいくぐってきたものだ。
息子に会いに四国に戻ったり、息子を連れてきて和菓子屋に住み込ませたり、とにかく大胆不敵。行く先々で架空の人物になりすまして男性の保護下に入ってという事だったのだろうか?福田と関係を持った男達は皆福田と結婚したがったらしい。魔性の女とか言われる所以である。

無期懲役の服役中の2005年に福田はくも膜下出血を発症して倒れ数日後に病院で死亡した。享年57歳。

小説は面白いが、実際に起こる事ってそれよりもおかしい、変わっている。想像出来ない。考える事が人によって違うからか?作家が机で考えたようには皆が行動するわけじゃないのだ。
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