ウィトラのつぶやき

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卓球の伊藤美誠、中国3選手を破り優勝

2018-11-08 15:36:08 | 生活

少し前の11月4日、卓球のスウェーデンオープンで伊藤美誠が中国のトップ3選手を立て続けに破って優勝した。このような快挙を成し遂げたのは平野美生、男子の張本智和に続いて3人目である。3人ともまだ10代の若い選手である。卓球はテニスよりは番狂わせが出やすいと思うが、それでも3人続けて破るとなるともはや番狂わせとは言えないだろう。現在日本で最も実績のある男子の水谷準、女子の石川佳純はいずれもこのような快挙は成し遂げていない。今回伊藤が破った中国の3選手にしても、自力で言えばまだ相手のほうが上ではないかと思えるような感じだが、少し調子が良いだけでは3人続けて破ることはできない。地力がついてきたことは間違いないだろう。

平野も張本も、優勝後は中国に研究されて、良い勝負はしているのだがあまり勝ててはいない。伊藤も研究されれば、同じようになることは予想される。それでも、これからは中国選手に対しても「勝てる」という気分で戦えるのは大きいと思う。2度目に、中国選手を連破して優勝すれば、本物と言えるだろう。4人のうち誰が2度目の快挙を成し遂げるか、見るのは楽しみである。最近はテレビ東京が卓球に力を入れているので、試合をテレビで見るチャンスも増えている。

最近はTリーグというプロの卓球のリーグ戦も始まった。日本人だけではなく、台湾、香港、韓国、ヨーロッパの選手も出ていて、想像していたよりずっと見ごたえのある試合が行われている。しかし、チーム名に企業名の冠がついていて、アマチュアなのかプロなのかよくわからない感じはある。まだ、観戦チケットや放映権の収入だけでは不安があるということを示しているのだが、出来ればチーム名からは企業名を外したほうが良いと思う。Tリーグはまだ手探りの状態のようであるが、若いころに卓球をやっていた私としては応援したい気分にはなっている。