会社を辞めた場合、その後どのように動けばよいのか、まず担当者がハローワークへ行き適用係の窓口に雇用保険資格喪失届けなるものを出して、賃金台帳から離職票を作る、そしてその離職票1・2や免許証など自分を証明するものや写真を持参して、本人が雇用保険の手続きに来ることになる。3月末に退職された方々が、それらの離職票を持って来るのが4月の第1週目から2週目ににかけてが多くなる。毎年恒例の流れでもある。だから休み明けの今日は、朝から手続きに来られる方が、増えた。受付など先月まで、せいぜい多くて3~4人の列しかできないのに、今日など10時過ぎには、ずら~とカーブしながら列を作って順番待ちをしていられた、2~30人が並んでいたんだろうか、こちらも休む時間がないほど、きつい1日であった。明日は少しは落ち着くかもしれないが、多く来られることには違いない。それと今日、目立ったのは、60も半ば過ぎて退職を余儀なくされた方がまだまだ仕事をしたいから・・・といって数人の人が定年60歳の事業所のフルタイムの求人票を持ってきて紹介状を欲しいと言った人数人居り。それらの何社か、電話するも事業所の担当者は、年齢的に無理だから応募してもすぐお断りすることを本人に伝えて欲しい、勘弁してくれ・・・などと嘆いておった。確かに年齢不問と記されているが、ご高齢の方々の就労意欲は立派であるけれど、就労能力はどうなのか、という点に本人は頑張ります、だけでは採用に繋がらないだろう。意欲が能力を補うことはない、意欲が能力を導くことはあるだろうけれど、あと少ししか働くことができない年齢層の人が、能力を伸ばすことになると、その途上で時間切れとなる公算が強い。雇い入れ側からすれば、社会奉仕をやっているのではない、と言い張る。あたりまえか。
午後2時半過ぎ、突然チャイムが鳴った。東北震災での黙祷する時間であった。
午後2時半過ぎ、突然チャイムが鳴った。東北震災での黙祷する時間であった。