エイプリルフール

　「世界全体が幸福にならないかぎりは、個人の幸福はありえない。」そう言ったのは岩手県出身・宮沢賢治。宮沢賢治でなくとも今回の東北関東大震災の様子や福島原発の流れ来るテレビ映像からみて、そう思う。向こうがよくならない限りこちらも安心感を持つことができないような。
　年度初めの今日は、現職時には、毎年休暇を取ることが多かったけれど、近頃休むことがない。うそのようにエイプリルフールの本日出勤する。異動で来られた職員が落ち着きのない表情であわただしく動いている。県内の求職者の半数以上を集めているところにつき、人の多さに辟易して、昼前には、もう疲れた～などと弱音を吐く人もいたりして初日の滑り出しは、それでも待ち時間が30分程度出たに過ぎなかった。次週からはさらに増えてくるはずである。
　夕方ECC理事会あり。22年度のまとめを見ていると、予算が低い割に結構活動していたんだなぁ・・と思う。23年度の行事予定や役員割当など2時間の会をもった。来月は木村周先生の講演会など予定していたり、またキャリアコンサルタントに関する収益を伴う事業展開を行うために近々NPO法人を立ち上げることなど含め、しなければならないことの多さに足が止まってしまうほど。9時修了、帰り道聖カ大の就職課、Hさんと二人で次の電車までの待ち時間に飲んでいると話が盛り上がり、ついつい電車に乗り遅れる。最終電車には間に合ったが・・・