年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

いつも毎日

2013-09-30 00:00:00 | Weblog

 松リハ病院は、自宅から近いのがいい。だから、いつでも熱いコーヒーをテルモスに一口二口分入れて持って行く。いっしょにリンゴや梨を少し分厚く切って、口のリハビリになればよいと思いタッパーに入れて持って行く。

 理学療法に作業療法、言語療法を次々と午前午後とやっており、なかなか忙しそうである。でも、余った時間も早く家に帰りたいがためか一人でベッド上で足などの運動をやっているが、やり過ぎに注意!とPTさんから注意を受けるほど。確かに気合は入っておる。

 金木犀の香りが風に乗ってやってくる季節は、この地方のお祭りの時期。近所のハラちゃんが、拙宅に来て、すまないが子供神輿に当日ついて来てくれないか、と頼まれた。
 4回目の手術が終わって1ヶ月が経った。

海女ちゃんも終わり次は何が

2013-09-29 00:00:00 | Weblog
 毎日楽しみに観ていたNHKの朝ドラが終わってしまった。なんでも8時2分くらいから流れるあまちゃんの音楽は元気が出るね~と云っていたのは、事故前の妻であったが、以後はまったく見ていない。だから時々筋書きをベッドに寝そべる妻に話しておった。最後は、とりあえず3.11を下地にして、みんな頑張ろう!幸せになろう!とプラスの映像が満載されていたのが、前回の純と愛の暗い終わり方と大きく異なっているところだと思った。
 今日は3男夫婦の結婚式場において模擬結婚式をやるからいっしょに行こうか、と二人から誘われていた。まぁ二人で決めればいいよ・・・と言ってみたものの、心配性の妻に報告しなければならないと思い、しかも「試食会」まである、と聞かされたもんだから、行くよ行きます、と3男に返事をしておいた。
式場はこじんまりした室内、そこで各宗教に応じて式を挙げ、その後中庭で食事の前の軽食を生音楽を聴きながら懇談の時間を持つが、そこはメタセコイアの大木があり挙式予定の3月30日には満開になるであろう桜の木もあり雰囲気がよろしい。
    
 それから会場の2階に上がり
  
 当日は二人はここに座り、祝福され

 
 小さいけれど厳かな家庭的な式が完成するのではないか・・・などと感じた次第。肉もうまかったし、なかなか良かった。私達が結婚式を挙げた時代の内容とは全く違っている。満足満足と3男夫婦に言い、病院では妻に報告した。

さんぱち会

2013-09-28 00:00:00 | Weblog

 中学校を卒業したのが昭和38年になる。その語呂合わせで「さんぱち会」と呼ぶ同級会を時々開いている。以前は4年に1度行われていたが、それが2年に1度になり今は、形を変えながら毎年(日帰り旅行をしたり、お花見や月見の会をしたり)やっている。私の役目は、案内文を作ることと名簿の作成などがいつもの主な役目である。毎回作っているけれど毎回変わる活字に、名前の変更と住所変更はほとんどない代わりに「ご逝去」と入力する欄が一つづつ増えている。まだまだ若いと思っているものの、吾ら団塊の世代につき田舎に在りながらも最も多い同年代の人たち、周りを見渡せば毎年減っているのが現実である。
  伊予市のウェルピア伊予で代表幹事さんと打ち合わせをする。同級生の動向を聞く。出欠ハガキの近況報告を読むとほとんどの人が、現職を引いて、夫婦で旅行しているとか四国88ヵ所詣りをしているとか、孫の世話で大変であるとか、ナントカ教室に通っているとか、少しだけ働いてたくさん遊んでいる・・などの返信は幸福な家庭を容易に想像できる。反面、主人が今年亡くなったとか、親の介護で目を離すことができないとか、今抱えている難儀な報告もあったりする。人生楽しいことばかりではないし悲しいことやら苦しいことなどの方が多く経験していられることも文面から拝察できる。また、次月開かれる「さんぱち会」には東京からも数人、久しぶりに会いたい・・などと50年振りに連絡がある人もおり、年齢と共にこみあげてくる郷愁のようなものが強くなるのかもしれない、と返信葉書を見て思う。
  裕福・お金持ち・偉い・出世したことが、「さんぱち会」出席の条件にはなりえず、むしろ大病を経験した人や、ご家庭の不幸があった人、苦痛を何度も味わった人達が、中学校を卒業以来様々な苦労を味わったけれど、それでも自分はこうやってみんなの前に顔を出して、頑張って生きている・・・ということを認め合うだけでも、それぞれが明日からの希望が湧いてくるのではないか・・そんな話を代表幹事さんがコーヒーを飲みながら私に話しかけてきた。
 妻ばかりでなく母親の面倒も見なければならない。今日はホームセンターでお買い物に付き合い、それから温泉へ連れて行くことになった。ホームセンターのお買い物中、ECCAのSさんにお会いした。いつものニコニコ顔に私は癒される。

なんでこうもバタバタと・・

2013-09-27 00:00:00 | Weblog

 フルタイムの仕事を終えて少しはゆっくりできるだろうと昨年の3月までは考えていたが、現実は、今まで以上に動いている日常である。さまざま種類の支払いがあったり、提出しなければならない書類があったりしてそのたびごとに、今まで利用したことのないATMの前に立つことや銀行窓口に立つことや郵便局や市役所支所やら出向かざるを得ないし、妻のいろんな変更届があったりして、毎年縮小している脳細胞からオーバーフローしている状態。

 一方妻の方もリハビリに忙しそうではあるが、昨日からのOTさんによる頭のテストにできないことがあると、頭がパーになってる・・などと愚痴るにつけ、そうでなくとも今まで痛い目をしてベッドから身動きできない時間が長いのに、急に頭が働くわけがない、と話しかけるが、肝心な日常生活のことでは、私にこと細かく家計等含めて指図をしてくるので、そんなにパーにはなってないだろうと慰めざるを得ない。

 そんな中ではあるが、妻も懸命に俄然やる気を出して、一歩でも普通の生活ができるように頑張る・・と話しかけてくる。
 そのことで現職中の長男に聞くと、リハビリはヤル気次第だ、とか。なるほど。

ブルースカイ

2013-09-26 00:00:00 | Weblog
  良い天気が続いておる。明日からは気温も下がってくる、と天気予報あり。この夏の異常な暑さともそろそろお別れか。とりあえず、高温の日常を乗り切ってはみたが・・・

 今日の相談者は、20歳代の若者。近々罪を償って出所するに当たり、社会人として再び職業生活を送るのに大切であろうことの本人の考えを聞くこと、そして就職活動の入り口に立つ時の自分の意欲や意識や能力などのおさらい。途中PCを使ってチェックをする。終了後スタッフの方が、アイツはすごく変わって来たなぁ、おとなしくなったなぁ…などの感想あり。

松リハへ

2013-09-25 00:00:00 | Weblog
 希望は真っ暗な闇の中からしか生まれないものかもしれない。願望や欲望が明るい場所から出てくる、に対して希望の光はそれはまったく違う場所からやってくる。
 この病院は自宅から近い。県病院へ行く時間の半分くらいだから気が楽である。10分少々の距離。
 月曜日に転院して以来、日中、病衣からTシャツ・ジャージに着替えて過ごしている妻が明るくなった。前の病院では医師から気持ちが前を向くような言葉を聞いたことはなかった。いつも否定的に話されることが多かった。それに対して転院した病院は、赤色灯がピカピカしている救急車を見ることもなく、手術中の患者さんのご家族が心配して待っていられた手術室やICU,HCUの4階の部屋もなく、いつも激しく動き回る看護師さんの姿も見かけることもない。ここは、いつも妻に付き添うPTさんやOTさんにSTさんや看護師さんが、患者の立場に立ち気持ちに応えるがごとく励ましてくれている。そのことに妻が生き生きと前向きになっているのが解かる。ありがたいと思う。

 F君の奥さんのN子さんも病気の数値が低くなり退院した。良かった。

今日は転院にもってこいの日

2013-09-24 19:22:04 | Weblog

 今日が県病院の退院の日である。毎日ここの新しい病棟へ通った。105日通ったことになる。11階の病室から見ると、この病院は今、旧病棟を解体している最中。3ヶ月前にはまだ破壊されていない旧病棟もあったが次々と破壊している。すさまじい光景が朝から夕方まで繰り広げられている。すべてが壊される前に妻がリハビリのために転院する。県病院も新しいけれど

転院先の松リハも新しい病棟。このリハ病院の特徴は、スタッフが若いこと、しかもみなさん挨拶をよくする病院であること・・だから気分がいい。気持ちの良い病院である。

3連休

2013-09-23 00:00:00 | Weblog
 明日転院する松リハにちょっと下見に行く。この病院は、自宅から距離も近く時間も半分くらい。連休の最後の今日、何人かの家族が来ていられた。ご家族の方々と患者さんがベンチに座りゆったりと談笑されていた。また、ゆっくり散歩している患者さんのそばにいていつも見守っているスタッフの方もいて、ここは県病院のようなあわただしいところではなく、ゆっくりリハビリができるだろうと感じた次第。

 今日は洗濯物や果物やコーヒーを県病院へ運ぶ最後となるだろう、そのようなことを思いながら自宅を出たが、今日は私は調子が悪い。血圧が高めの様子。

証を立てる

2013-09-22 00:00:00 | Weblog

 壁にあたる青年がいる。福祉施設に勤務して2年半になるが辞めたいという。辞めたい訳は同僚が7人一度に退職するからだそうだ。その青年が今と過去と将来を踏まえたうえで立証することが今日の中心となる。3男夫婦と一緒に礼拝に出席し、M青年の言葉に耳を傾ける。

 壁にあたってもそこから離れないように壁の前でウロウロしておけばいいよ・・いつのまにか時間が経てば天井からスルスルっと縄梯子が降りてくるからそれに乗って壁を越えればいいよ・・などと、ついつい如何にも自分は知ってるかのようにM青年に話しかけてみたが・・サテ。スパイダーリリー咲く。

 大三島でミカン農園の跡継ぎのF君。今日、F君の奥さんが同じ病院の10階に入院したことを知らされた。私の身近な人の入院、この2~3ヶ月で7人目。

またまたぞうきんで

2013-09-21 21:51:01 | Weblog

手足
よくしゃべる人は 手足が動かず
口べたな人は 手足が軽い
りくつを言う人は 手足が冷たく
だまっている人は 手足が温かい
富んでいる人は 施したがらず
貧しい人は ないものまでやりたがる
よくもまぁ
神さまは公平におつくりになる

忘れる
愛してすぐ忘れますように
施してすぐ忘れますように
怒ってすぐ忘れますように
ゆるしてすぐ忘れますように
裏切られてすぐ忘れますように
苦しんですぐ忘れますように
悲しんですぐ忘れますように
夜ねむるときはなんも持ちませぬように

 夕方の病室は、私と3男夫婦が来ての4人で雑談。妻が一人リハビリで足が上がるようになった、といって右足を上げておった。アレレ回復してるのが目視できるなぁ、顔つきも随分と明るくなってきたよ。よくお喋りして手足をよく動かす妻になっておる。